ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

浅草 今半別館でランチ、その後芸者芸見学


昨日8日(土) は、妹と夕方から浜離宮に行く事になっていたので、その前にどこかに行こうと言う事になりました。田舎から上京する妹のリクエストで浅草に行きました。

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浅草観光と言えば、やはり浅草寺に行かなくては。仲見世を通って浅草寺を参拝。世界的なパンデミックだった新型コロナもなんとなく一段落し、いよいよ外国人客の受け入れが始まっています。前回7月10日の四万六千日の縁日に訪れた時は、仲見世も空いていて歩きやすく、外国人の姿はありませんでしたが、今回ツアーを組んでの外国人客が大挙して押しかけていました。少しずつ以前の生活に戻りつつあるのを感じます。


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浅草寺の本堂でお参りし、正面左側にはけたらお堂で大法要が営まれようとしているのか、着物姿の女性、ほとんどが中高年の人たちがずらっと並んで座っていました。これは一体?着物の感じから、お茶かお花をやっている人たち、踊りかも?と話していたのですが、何が始まるのかついつい見入ってしまいました。正面のお仏壇の前に7人くらいのお坊さんがズラリと並びまして、その内の一人が前に座りました。参列席から少し離れた左側にはお茶をたてる道具一式が用意されており、着物姿の女性がお茶をたて始めました。茶道具一式が全て金色です。その正面に2人のお坊さんがかなり離れた位置に座りました。お経が始まり、なにせ人数が多いお経なので、もうそれは男性コーラスです。キリスト教の式典でも男性コーラス隊が歌いますが、宗教というのは結構似ているものですね。お茶をたてている方、きっと高位のお弟子さんと言うか先生なのでしょうが、なかなか一服のお茶がたちません。緊張しているのかもしれません。なにせきっと有名な先生の大法要の大舞台なのでしょうし、茶器は全て金色だし。そうこうしているうちに、なんとかお茶がたてられ、茶碗がたかつきの様な茶碗の台に乗せられ、それを右脇に置かれたお盆の上に置かれました。お運び係の女性が出てきました。こちらもなんだか緊張しているのか動きがギクシャクしています。お盆ごと運ぶのは難しいよね、と思っていたら、お盆は一時置き場だったらしく、たかつきに乗った茶碗を運びました。お茶をたてていた女性の前に座っていたお坊さんの前まで運び、今度はその方が仏壇の傍から入ってお供えをする台に収めました。きっと名のある茶道の宗家とか高名な先生とかの130回忌とか、なにかの法要なのでしょう。ずっと見ていても良かったのですが、そこで移動しました。珍しいものを拝見しました。

となりの浅草神社では猿回しをやっている最中で、もう終わりの方でした。猿が可愛く、愛嬌を振りまいていました。浅草神社もお参り。


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その段階で11:15くらいでしたが、早速ランチです。浅草来たからにはすき焼きよね、と、仲見世から一本入った通りにある今半別館へ行きました。こちらは入り口が2つあり、右側はお庭がありそうなのですが、初めての利用でよくわからずオタオタしているうちに左側入口から入ってしまいました。こちらはホールと呼ばれる席の様で椅子席です。お座敷をイメージしていたのでちょっと意外でした。

とりあえずロースすき焼き定食(4,400円) を注文。すき焼き、ごはん、お吸い物、香の物、生卵付きです。すき焼きの具材はお肉は一人前150g、シメジ、豆腐、ネギ、シラタキ、春菊。お肉のお代わりも別途用意されています。

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すき焼きのスタート時は店員さんが焼き方の見本を見せてくれます。ネギや豆腐も入れていってくれるので、後は食べるペースで具材を焼いて行きます。こちらの割り下は結構濃い味ですき焼きの佃煮の様な味です。卵をつけて食べる人向けに濃くなっているそうで、割り下を薄める水(?) と割り下が付いてきます。定食なのでごはんが来たわけですが、ご飯と合う!お肉のお代わりをしようかなと思っていたのですが、定食の内容だけでかなり満腹でした。ビーフシチュー定食なるものがありまして、季節限定で今年はもうないのですが、今度試してみたいなと思いました。後で調べてみたら、右側の入り口の方は、ランチはあるもののホール席よりお値段が高いようです。そのかわり、素敵なお部屋の設えやお庭が見られるようです。そちらもいつか伺ってみたいものです。

食後、仲見世で妹が近所の人に差し上げる土産を買うと言うのであちこちみて回りました。結局、人形焼を買っていました。浅草をブラブラ散策して、そろそろ浜離宮へ移動しようと駅に向かいました。途中、トイレを借りようと観光案内所が入っているビルに行くと、ちょうど浅草芸者の踊りがあり、チケットを配っているところで、それを見ることにしました。

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浅草に花柳界があったとは知りませんでしたが、この日の出演者は芸者さん5名で、演奏の地方1人、踊り3人、内1人半玉、男性の芸者と言われる幇間1人でした。4曲の踊りの後、幇間芸を見ることができました。今、幇間は浅草にしかいないのだそうです。


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📷 上、幇間による芸。下、『とらとら』の見本を見せる芸者衆。

その後、お座敷芸の披露で『とらとら』というジャンケンを擬態するような遊びを会場のお客さんが参加してやってみました。これ、お座敷でやったらかなり盛り上がりそうです。さらに、ジャンケン大会があり、ガチャガチャに入ってる浅草関連のフィギュアがもらえるというものでした。そして、やはり、私、一つゲットしました。最後に芸者衆との写真撮影までありました。観光促進のイベントながら、なかなか芸者さんをあげて楽しむという経験もできないので、貴重なものを見せていただきました。しかも無料で、楽しませていただいて、有難いことです。

楽しかったねー、と言いつつ浜離宮へ移動しました。