ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

茨木のり子というカンフル剤

茨木のり子さんと言う詩人を最近偶然知りました。先日、図書館は行った際に何気なく女性雑誌をめくっていまして、茨木のり子さんの詩が紹介されていたのです。

「自分の感受性くらい」「わたしが一番きれいだったとき」「倚りかからず」が紹介されていました。

それが大変有名な詩であると、後から知りました。「自分の感受性くらい」で最後に「はかものよ」と叱咤されるとシャンとしました。「倚りかからず」で「倚りかかるとすれば  それは  椅子の背もたれだけ」にしっかりせねばと言う気になりました。

この人の詩は厳しい。でも叱咤激励してくれる。日々の生活の中でいつか埋もれてしたった初心を取り戻そうと思い出させてくれる。思いっきりハンサムなポートレートと、幸せそうに笑う夫との写真。そのどちらも茨木のり子という人で、夫Yを謳った、あるいは送った詩の愛情で溢れているあたりも、またこの厳しい女性のもう一つの貌だと思うと、人間とはなんとも面白く愛おしい生き物だと感じられます。

とにかく、元気を出したい時には、この人の詩はカンフル剤になりそうです。

f:id:winewinewine2525:20230505155416j:image