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造形美術アカデミー絵画館

イメージ 1造詣美術アカデミー絵画館
 
ウィーン美術アカデミー所蔵の絵画コレクションを展示しています。ヒトラーはここの受験に失敗した記録があります。イメージ 2
 
ここには、ヒエロニムス・ボッシュの三連祭壇画「最後の審判」があります。
行った時は、工事中で、それでも絵画館はリニューアルされたような新しさ。古い建物の中で、そこだけ新しいのです。入場するのも、ガラスのドアに入場券をかざすと、コンピュータ制御のドアが開くシステムです。
 
展示については、やはりおおいルーベンスボッティチェリ工房の作品もあります。レンブラントもヴァン・ダイクも一応あります。
 
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イメージ 6しかし、なんと言っても、ここを訪れる
人の大半の目的はボッシュの「最後の審判」でしょう。
 
うーん、なんとも言いがたい異様な雰囲気。シュールですね。でも、このヘンさが、良いのですよね。ボッシュの描く地獄はなかなか怖いですよ。行きたくないですね。そして、あの独特なツルンとした人々。
ボッシュといい、クラナッハといい、北方ルネサンスは妖しすぎる。
因みに、ここにはクラナッハも沢山ありました。
 
写真撮影はダメみたいで、警備の女性に「撮っていいですか」と尋ねたら、「一枚ならいいです」と言われました。
で、ヴァン・ダイクをパチリ。でもアメリカ人らしい太ったおじさんは立派なカメラ持参で、あっちこっち撮っていましたけれどね。
 
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 上から造形美術アカデミー絵画館入り口。   
   左 ヴァン・ダイク「セルフ・ポートレイト」
  右 造形美術アカデミー絵画館のポスター ボッシュの「最後の審判
  下 入り口の階段の左右に立つエンジェルを乗せたケンタウロスの象