ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

花園神社の酉の市

今日は二の酉です。
20年来通っている花園神社に行ってきました。イメージ 1
 
なんだか今年は暖かい。ダウンコートを着てブルブル震えていた年もあるのに。ついでにここ数年の人出に比べて、少しすいているように感じました。もっとも18時頃に着いたので、出足が早かったのかもしれない。それでも、鳥居の下まで、ずらっと参拝客で行列が出来ていて、そのお尻について少しずつ前進。行列の両脇の出店を眺めながら、良い食べ物の匂いをかぎながらの行列です。
 
拝殿まで石段で上がっていくのですが、警備員の支持で停まって待ったり、前進したり。もうすぐ拝殿の前まで行ける、という所で待たされていると、拝殿の方から、十数人のその筋の方たちがぞろぞろと出てきたのです。それが、絵に描いたようにいかにも、な感じで、もうちょっとなんとかならないのか、と思ったり。
 
拝殿の右下に位置する神楽殿では、音曲の演奏中でした。それがまた、お祭りムード満点で、しかも神社で演奏される音曲はおめでたい感じがするのも、またお祭りに来たって感じでよいものです。
 
やっと順番が来て参拝。その後、お守りなどを購入できる所でおみくじをひいて、少し早めですが、来年の運試し。今度は、古い熊手を納める納め処に行列して熊手を納めて、お参りをしました。そしていよいよ新しい熊手を購入するために、熊手屋さん巡りです。
 
毎年通っていると、熊手も流行があるようで、近年は丈が短くてずっくりした感じの熊手が多くなっているようです。それと、これでもかこれでもかとお飾りがてんこ盛りのものが増えているような。
 
大きな熊手を購入したお客さんに、拍子木で三本締めやら五本締めをするのですが、威勢のいい掛け声と拍子木の打ち鳴らされる音が、酉の市のムードを盛り上げます。会社とかお店とかで大きな何万円もする熊手を買っていきます。私も一度拍子木を打って来る年の発展を祈ってもらいたいものです。何万もする熊手を購入できる経済的余裕を得たい、とこれも花園神社でお祈りしておきましょう。
 
ぐるっとまわって、毎年購入している店で熊手を購入。私はすらっと長いタイプの熊手が好きで、近年あまり売っていないのです。それで、自然毎年同じ店に足を運ぶことになるのです。売り手の方と駆け引きして値切ったりおまけを付けて貰ったりするのも酉の市の楽しみだと思うのですが、今年は売り手のおじさんがあまりやる気がなかったみたいで、ただ買った、という感じでした。それでも麦の穂をおまけしてもらいました。
 
食べ物の屋台、即席の居酒屋さんも沢山出ているので、寄ってお酒とおつまみを楽しむのも良いです。以前は夜中に行ったりしていたこともあるので、そういう楽しみ方も。今年は、とにかくすぐに帰ろうと神社を出たのが19時30分。その時には、鳥居の外、道路にまで参拝待ちの行列が出来ていました。早い時間に行くのがいいですね。
 
さて、毎年通っていると、熊手屋さんから色々と教えていただいたご利益をしっかりえる方法があります。
熊手はご利益があった年は前のより大きいのを購入すると良いそうです。
また、熊手にビニールがかかっているのを神社にいる間ははずして、よい運をかき集めます。神社を出たら、ビニールをかけて家まで運び、ビニールをはずして飾ります。
大入り袋が付いている場合は、その中に入っている五円玉を翌年熊手を納めるときにお賽銭として使うのだそうです。
 
とにかく、これで来年の準備がまたひとつ出来ました。良い年になるように期待します。