ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

花園神社の酉の市(三の酉)

今日は三の酉。新宿の花園神社の酉の市へ行って来ました。
 イメージ 1
調度土曜日だし、明るいうちにいってみようと出かけたのです。本当は14日の二の酉に行く予定にしていたのですが、くたびれていて、「今年は三の酉もあるし、土曜日だし」ということで、日延べをしたのでした。
 
16時頃、神社に到着。こんなに明るいうちに酉の市へ行ったことがありません。いつもは会社帰りのため、早くて18時頃、遅くて深夜、と言う年もありましたが、日が高いうちに酉の市に行く機会があろうとは思ってもいませんでした。
早い時間だったら、余り混雑していないだろう、という目論見でもあります。年々、酉の市の混み方がすごくなってきているようで、ビックリするほど参拝するのに並ぶことがあります。
 イメージ 2
さて、目論見どおり、今回はあまり待ちませんでした。到着した時の参拝の最後尾は靖国通り側の鳥居をくぐった参道の所でした。そこから30分くらい待って、やっと参拝。その脇でおみくじをひきました。今年一年お世話になった熊手を納める納め神社に参拝して、その脇から古い熊手を納めました。納め神社も今年はほんの5~10分くらい待っただけですぐに参拝でき、非常にスムーズでした。
 
さて、来年を託す新しい熊手を購入するため、一通り熊手のお店を見て回りました。まだ時間が早いせいか、人出も例年ほどではなく、ゆっくりよく見られました。今年は若い女性の売り子さんが随分居た様に感じます。通常、どちらかというと親父の世界というか、各店おじさんばか
り、時々お兄さんという感じなのですが、元気のいい女性が声を張り上イメージ 3
げて呼び込みをしていたり、説明していたり。女性の接客、いいですね。優しい感じだし、丁寧だし。
 
大きな熊手を買うと、お店の人たち一同、拍子木を鳴らして、それに合わせて手拍子で招福を願います。威勢のいい掛け声と手拍子、拍子木の音と、あぁ酉の市というムードが盛り上がります。大きな熊手はお店や会社での購入がほとんどのようです。
 
熊手も色々なタイプがあって、各店によってデザインに特徴があります。シンプルに熊手におかめの面のものから七福神が乗っているもの、米俵が1俵のものと3俵のもの、招き猫付き、鯛付き、絵馬付き、宝船付き、形が横広がりのもの、熊手だけではなく枡に入った置くタイプのものなどなどなど・・・。今年は布製の猫が沢山盛られているものありました。見ているだけでも楽しいし、いいことありそう。おめでたいものてんこ盛りです。
 
さて、私はシンプルなタイプが好きで、熊手におかめの面、米俵と絵馬、稲穂、大入り袋付きのものを購入。昨年購入した店では、同じようなタイプは5000円とのことでしたが、別の店で尋ねたところ3000円とのこと。「500円くらい負けてもらえますか」と言ったところ、「12時頃にならないとそこまで値段がさがらないよ」と最初言っていたお店の人が、「でもいいか」と負けてくれて2500円になりました。そのお店のおじさんは手が勝手に動いてます的に、付いているもの以外におまけで大きな稲穂と大入り袋を付けてくれました。おじさん、ありがと。また来年買いに行きます。
 
酉の市で熊手を購入する楽しみの一つは、お店の人との駆け引きというか、アジアのマーケット的やりとりの楽しさです。値切ったり、おまけをつけてもらったり、そういうやり取りがお祭りムードを盛り上げてくれて楽しいのです。
 
ちなみに先に値段を尋ねたお店では、その時5000円の熊手を買った人が拍子木をうって招福してもらっていました。あんな小さい熊手でもやってもらえるんだ、とちょっと驚き。今まで見たこと有りません。それを購入した50代の男性は嬉しそうにやってもらっていましたが、初めての酉の市だったのでしょうか。正直言って、もっと大きい熊手でないと恥ずかしくて、とても周りの方皆に手拍子なんてしてもらいずらいと思うのですが。なんと言うか、私が購入しようとしたくらいの大きさの ( 長さ50cmくらい、幅20cmくらい) 熊手ごときで拍子木を打ってもらうなんて、粋ではないですね。
 
飲食店も沢山出ていて、即席の居酒屋という感じでにぎわっていました。花園神社の敷地だけでなく、鳥居をくぐる前から歩道にずらっと縁日の屋台が並んでいて、お好み焼きや焼きそばなどを売っています。鳥居をくぐってからも参道の両脇にびっしり屋台。夜中に行って即席の居酒屋さんでビール飲んだことがあるけれど、楽しかったです。
 
今年は、お腹いっぱいだったので、購入した熊手で神社のありがたい福をかき集めて、そのまま帰宅いたしました。来年はきっと、もっと良くなるはずです。そう信じて、日々まい進です。