ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

カフェ 「デーメル」

●デーメル
 
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ザッハー・トルテをめぐって「トルテ戦争」を繰り広げた、ザッハーのライバル店で、もう一つのザッハー・トルテをいただきました。
 
こちらはお菓子屋さんのカフェです。一階はお菓子売り場とイート・インできるカフェ・スペース、二階はカフェです。こちらも地元の人に混じって、旅行者が数多く訪れる店です。旅行者は様子が分からず右往左往といった感じで、一階のカフェの空きを待って行列しています。二階もありますよ、と促されて二階に上がると、コート掛けがあって各自勝手に掛けて、空席を待ちます。「どうぞ」とカフェのスペースに通されると、どこでも空いている席に座ります。しばらくするとウェイトレスがやってきます。イメージ 2
 
さて、こちらのザッハー・トルテはクリームが別皿で運ばれてきました。コーヒーも注文していたので、この別皿のクリームにちょっと面食らいました。「これはいったいどうやって使うものなのかしら?」ウェイトレスに尋ねたところ、「好きにしろ」と吐き捨てるように言って去りました。
 
実はデーメルに先に行った為、ザッハー・トルテにはクリームが添えられているということをこの段階で知りませんでした。結構な量の生クリームを前に戸惑う私。ま、好きにしろとのことだし、好きにしてみました。少しコーヒーに入れてみました。そして残りをザッハー・トルテに付けて食べてみました。イメージ 3
 
ザッハー・トルテって死にそうに甘い・・・。そうかだから生クリームで甘さを抑えるのね、とやっと気づきました。
 
店内のインテリアはいかにもヨーロッパ風でゴージャスでした。
 
サービスについては、デーメルはイマイチでした。観光客が多く、言葉もよく通じないということもあって、担当のウェイトレスの態度が良くありませんでした。それなのに当たり前にチップを置いてきました。後で考えると、チップを置く必要は無かったなとちょっと悔しい思いをしました。
プロなんですからプロらしく気持ちのいい対応をしてもらいたいものです。
 
ザッハー・トルテについては、二件食べ歩いて、多分もう一生食べなくてもいいや、と思います。私としては甘すぎです。お土産に買おうかなと当初は考えていましたが、日本のケーキの方が日本人の口には合うと思い購入しませんでした。
 
それでも、これだけ長い間愛されている歴史あるケーキなのですから、ウィーンを訪れた際は一度試してみることをお勧めいたします。ウィーンがいかに甘党の街であるかを身を持って体験することができますよ。