ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

今月はフランスのパン店「LE BIHAN」

今月は蕨駅の改札を出た所の「コレもう食べた?」のコーナーにはフランスパンのお店が来ています。「LE BIHAN」(ル・ビアン)というフランス人のパン職人の方が日本でお店を開いたパン店だそう。

早速、金曜日でもあり、一週間頑張ったご褒美に買ってみました。

 

ブルターニュ地方で3代続くパン店の3代目の方が、日本で開業したわけで、フランスの伝統のパン作りと日本の柔軟なパン作りが一つになっているのかなと、勝手に想像。このお店ほどのパンがイチオシというか有名なのか分からないので、とりあえず、クロワッサン、いちじくとクルミの入った見た目が柔らかそうなパン(名前が分からないので)、マカダミアレーズンが入ったハード系のパン(こちらも名前が分からないので) の3点を購入。800円也。

ワインのアテにしようとマカダミアレーズンの入ったパンをスライスしてクリームチーズをつけて食べてみました。あ〜、これ正解。ワインにピッタリ!

お腹いっぱいになってしまったので、あと2つは後日頂くことに。

バゲットもあったので、バゲットを買ってみればよかったかなと思います。

ハード系のパンが好きなので、ここは良いです。

現在チーズフェア中みたいなので、次回買うとしたらチーズを使っているパンを試してみたいと思います。

 

このところ、このコーナーは2週間ごとに結構いいお値段のお菓子の店ご続いたので、何回、一月、じっくりパン店なのはいいかも。もっとも、駅の東口には北欧、西口にはアンデルセンがあるので、競合しそうです。パン好きには楽しいかも。


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父の遺品

今日は父の命日でした。

早いな〜。父が亡くなってもう丸1年です。

 

先日、一回忌法要の為に帰省した際に、父の遺品の中から、買ったのに着る機会がなかった冬物のパジャマと、一昨年購入したもののあまり着せて貰えなかったウールのカーディガンを持ち帰りました。

冬物のパジャマは入院してからパジャマが足らないかも、と急いで購入して名札を縫い付けて病院に持って行っていましたが、急転急転で着る機会がありませんでした。カーディガンは特に汚れているわけでも虫食いがあるわけでも無いので、毛糸洗い洗剤で洗濯しました。今年の冬に着るつもりです。

期せずもワードローブが増えました。サイズは大きいけど、使わないのはもったいないですからね。

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お祭りの無い年、父の居ない晩秋

昨日は文化の日だったのに、あまり文化的ではない休日を過ごしました。

とにかく家にいてダラダラとテレビを見たり、本を読んだり。

 

今年は新型コロナウィルスの影響でお祭りが軒並みありません。お祭りがないと、季節の移ろいや月日の流れがイマイチ分からなくてのっぺりとした日々を送って行くだけだなと感じます。

 

昨年は4日が振替休日だった様に記憶しています。父の最期のお祭りだったなと。元気なうちにお祭りを見に連れて行っていれは良かったなと思います。

 

後からは色々と後悔や反省の念が出てくるのですが、その時はいっぱいいっぱいで思いつかないのですよね。

 

お祭りの無い年。父も居ない晩秋。季節柄、しみじみします。

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📷 昨年の本庄祭りのようす。(2019.11.3撮影)

 

ショーン・コネリーさん死去

10月31日に初代ジェームズ・ボンド役で有名なイギリスの映画俳優、ショーン・コネリーさんが亡くなりました。

90歳で、家族に見守られながら、睡眠中に亡くなったそうです。

 

文化の日。ちょうどテレビで追悼番組らしく「レッド・オクトーバーを追え!」を放送するというので、日中からレッド・オクトーバーを追って過ごしました。

この映画でのショーン・コネリーの役は冷戦下のソ連原子力潜水艦レッド・オクトーバー号の艦長。幹部たちはアメリカへの亡命を目指しており、潜水艦がレーダーにかからない様に行方不明に見せかけて潜伏し、アメリカ沿岸まで潜行。行方不明になった原子力潜水艦を追ってCIAの分析官ジャック・ライアンが真相に追いつく、と言うようなストーリーです。ショーン・コネリーの艦長は説得力があり信頼できる人に見えます。この映画は何度も見ているけれど、ストーリーも面白い、出演者も豪華、ショーン・コネリーの艦長が素晴らしいと、やはり一度は見てもらいたい出来の作品。こう言う役、ショーン・コネリーはぴったりですね。

追悼番組だったら、ほかに「薔薇の名前」「アンタッチャブル」や「インディ・ジョーンズ」も良いし、「007」シリーズもあるなぁ、と。

存在感のある男らしい風態の俳優さんでした。

ショーン・コネリーさんのご冥福をお祈り致します。

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「なりきり日本美術館 リターンズ」で楽しもう

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昨日行った東京国立博物館で、今「なりきり美術館  リターンズ」という展示をやっています。

NHK  Eテレびじゅチューン」で取り上げた作品を色々体験できる展示で、とにかく楽しいです。

最近、行く美術館行く美術館で、よくこの催しにぶつかるなと思っています。気楽に楽しく日本美術に触れられるのがいいですよね。

 

風神雷神図屏風」の風神になって風を起こしたり、雷神になって雷を起こしたり、その裏側がきちんと「夏秋草図」になっているところを見ると、この「風神雷神図屏風」は尾形光琳のものなのかしら。そして風に吹かれたり雷や雨に打たれると「夏秋草図」がそよいだら凪いだりするのもよくできています。

尾形光琳の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」のコーナーでは、ネット上で硯箱に蒔絵や螺鈿を施して硯箱の完成に挑戦。時間制限があるのでなかなか難しいのです。私はうっかり、側面ばかりやっていて蓋の上の面は手付かずになってしまいました。

と、色々楽しく遊べるコーナーになっています。子供だけでなく、大人も楽しめます。

トーハクに行かれたら、ぜひ立ち寄られることをお勧め致します。

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お宝だらけ「桃山 天下人の100年」展

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本日は東京国立博物館で開催中の「桃山 天下人の100年」展に行きました。

と、いうのもいつのまにか開催されていた展示会でして、前期・後期の架け替えがあるのですが、前期は本日まで。そして前期には狩野永徳の「洛中洛外図屏風」通称「上杉本」が出ているのです。

今まで「上杉本」には縁がなく、見てみたいと思っても中々東京にやって来ない作品だなと感じていました。それが今回来ている。しかも今日までは東京国立博物館で見られるのです。

はっきり言って新型コロナウィルスの影響で完全予約制でチケットをとらなくてはならず、かなり面倒くさい。しかもなんとなく最近美術展のチケット代が高騰していて、今回の「桃山展」は2400円です。高いな〜。

でも、ここを逃すと後悔するかも、と思い、行ってきました。

 

今回の展示会は30年間の安土桃山時代の作品、約230件を展示するものです。

とは言うものの、展示の前期後期で架け替えがあるでしょうから、この日私が見たのはその半数くらいかと思われます。この30年間は日本美術史上、もっとも豪壮で華麗な時代なのだとか。そう言われれば、やけに金ピカの作品が多い時代とも言えそうです。

 

構成は以下の通り。

A.  桃山の精髄    天下人の造形

B.  変革期の100年   室町から江戸へ

C.  桃山前夜    戦国の美

D.  茶の湯の大成    利休から織部

E.  桃山の成熟    豪壮から瀟洒

F.   武将の装い   刀剣と甲冑

G.  泰平の世へ   再編される権力の美

 

会場を入ると、もうすぐに「上杉本」です。手前に1展「洛中洛外図屏風」があり、続いてすぐに「上杉本」。これを見に来たので、ちょっと拍子抜けしました。

では、早速拝見いたします。「洛中洛外図屏風」で現存しているものは、確か165点前後だったかと記憶しています。その中の2トップが狩野永徳の「上杉本」と岩佐又兵衛の「船木本」で、どちらも国宝です。

 

「上杉本」は、私が想定していたより金色の雲の割合が高くて、殆どが雲といっても良い様な。描かれているのは有名な寺社や有力御家人の屋敷、将軍の屋敷、その周りで暮らす人々です。祇園祭逆鉾巡航の様子もあり、一体何人描き込まれているのか、人物たちが生き生きと京の都を闊歩しています。思いのほか人物や建物が小さく描かれています。庶民の住む家の屋根には石が乗せられています。登場人物たちの息遣いまでも聞こえそう。じっくり、一人一人を見てみたい。拡大鏡があればもっとよく見えるのに。展示会では時々、双眼鏡らしき物を持参している方がいますが、双眼鏡や拡大鏡、必要ですね。私も一つ購入しようかしら。

とにかく「見たぞ」と言う感じがあります。

 

洛中洛外図屏風」を見終えて一息つく暇もなく、その部屋のどん詰まりの壁一面に狩野永徳の「檜図屏風」、長谷川等伯の「松林図屏風」「楓図壁貼付」が並びます。わ〜っ!豪華!豪華すぎ!!

この3点はいずれも国宝です。私も、この3点は過去に見た事がありますが、3点同時に、しかも並べて見たのは初めてです。「楓図壁貼付」や「檜図屏風」を見て感じるのは、もしかして経年劣化で描かれた当時と色が違うのではないかと言うことです。その可能性はないのでしょうか?描かれた当時はもっときんきらしていたのかもしれません。現在は色が落ち着いているかもと思うのです。とはいえ、どちらもドドーンと大木が画面を占めています。「檜図」はまるで動き出しそうな檜がうねうねとのたうっています。「楓図」は大木の足元に様々な花を咲かせていて華麗です。真ん中に置かれた「松林図屏風」が墨一色で描かれているので、むしろ「これでもか」の華麗合戦の中で画面を引き締めています。墨一色と言っても、その濃淡で色は1色とは言えず、白黒だけの画面が一番鮮やかですらあります。

あ〜、豪華だなぁ。このコーナー、圧巻です。

 

色々面白い物を拝見して周り、第2会場のEのコーナーでまたしてもビックリ!

なんと、もう1枚の「洛中洛外図屏風」の2トップである「舟木本」が登場です。なんとなんと!

岩佐又兵衛による「舟木本」は、先に見た「上杉本」に比べると、建物や人物が大きく描かれているようです。雲の割合も少ないし。こちらも沢山の登場人物たちが画面狭しと動き回っています。こちらは寺社よりも将軍の住まいや細川氏の屋敷や、三好、松永と言った有力御家人の屋敷、近衛邸などが描き込まれていて、その位置関係も規模も興味深いところです。

豪華絢爛、華麗と言えば「上杉本」ですが、市井の人々の息吹きをより感じられると思うのは「舟木本」かと感じました。私は雲の割合が少ない「舟木本」の方が好きかな。

 

そのコーナーは京都・大覚寺に沢山作品がある狩野山楽の「紅梅図襖」「牡丹図襖」、京都・天球院に沢山作品がある狩野山雪の「籬(まがき) に草花図襖」「竹林虎図襖」、狩野長信「花下遊楽図屏風」(国宝) が所狭しと並んで展示されています。山楽の「牡丹図」の豪華さ、山雪の「籬に草花図屏風」の斬新さ、「花下遊楽図屏風」の伸び伸びとした美しさ。どれをとっても見ていて楽しい。

他に海北友松や狩野探幽の作品もありました。狩野山楽の「松鷹図襖・壁貼付」は二条城のものらしく、なんだかこれが私の狩野派のイメージです。

本阿弥光悦俵屋宗達のコラボも見られます。

 

更に、日本の美術にとって欠かせない茶の湯との関係から、名品茶碗から茶道具、戦国時代という時代背景の為、刀剣や甲冑の展示もあり、広くその時代の日本の美術を見る事が出来ます。

 

とにかくすごい展示です。明日休んで11月3日から後期の展示となりますが、行って損はない展示会です。

 

日本の美術に圧倒されに行ってください。


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📷 コピーによる複製が休憩室に展示されています。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

父の一周忌法要

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今日は父の一周忌法要を行いました。

11:00からなので、その15分前には来て下さいと言われていたので、あれこれ必要な準備をして30分前には到着。お堂用のお花左右分、御墓参り用のお花左右分、遺影、位牌、お供物、墓参り用のお線香、ライター、お寺さんへのお布施と結構持ち物色々。ただ、今回は新型コロナウィルス感染症予防の観点から、家族のみで行う事にした為、参加者は私と妹の2人です。人に集まってもらわないので引き出物や会食の準備も必要なく、いつもはお供物に果物の籠盛りを用意し、お寺さん用にも引き出物とこちらのお坊さんは会食には参加されないのでお食事代をお布施とは別に用意していました。

前回、お供物として引き出物を上げているお宅があり、最近はそういうお宅が多く、それでもいいですよと葬儀屋さんから聞いていたので、今回はお供物とお寺さん用引き出物を和菓子の詰め合わせで済ませました。

ちなみに本堂に持参するお花やお供物は法要が済んだら持ち帰っていいと葬儀屋さんから聞いてはいたのですが、我が家ではいつも置いて来ています。

2人のみ参加ですが、今回は父の一周忌法要なので、お布施は人が集まった場合と同じ額を包みました。

 

さて、法要が定時に始まりました。2人だし、「お焼香はすぐに済んじゃうよね」「1人3回くらいずつやる?」とか言っていたのですが、粛粛と普通に1回ずつやって、普通に式は進んでいきました。通常45分から1時間くらいかかるのですが、もしかしたら今日は30分で済んじゃうかも、と思っていたら、きっちり1時間近くかかりました。

蘇東坡を立て、お花を生け、お線香を灯し、墓石に水をかけ、お墓参りをしました。

 

法要のお食事は、親戚縁者に集まってもらった際に今回使いたいと思っていたお寿司屋さん「みさご」さんへ行きました。2人なので予約もせず、12:20頃到着。

このお寿司屋さんは私が子供の頃から、時々連れてきてもらっていたお店で、今の所に移転する前から父は時々行っていたようです。我が家でも、母の命日に車椅子の父と私たちで伺った事があります。大将が「うちも高齢者がいるので分かるんですよ」とお刺身を父が食べやすくしてくださったりして、高齢者を連れている身には有難いお店です。

今日は板前さんが若い方になっていたので、何年も行かないうちに代替わりしたのかも。

私たち2人が喪服だったのと、トートバックからはみ出した遺影を持っていたので、個室に案内してくれまして、写真たてをご用意してくださいました。早速、写真たてに遺影をセットし、せっかくだからお位牌も並べたところで、その前にお水とおしぼりを用意してくださいました。更に、私たちの料理が運ばれる前に、「何もないのもなんですから」とお店からのサービスでおいなりさんとこんにゃくや豆の和え物をお供えしてくださいました。なんと細かな気配りでしょう!

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私たちは2人だし、何を食べるかも決めていなかったので、色々食べられるコース4000円と言うのを注文しました。以外がそのお料理です。

 

1.お造り  マグロ、ハマチ、タコ、甘エビ各2切れ、つま2種類

2.茶碗蒸し

3.青森産もずく酢

4.銀ダラ照り焼き

5.地ハマグリ焼き

6.ホタテの磯辺揚げ

7.お寿司  6貫、巻物(ネギトロ巻き)3缶

8.椀もの


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このお店は、コースでも「そんなに食べられないのでお造り多めでお寿司は少な目に」とか「穴子は必ず入れて」とか、好みや苦手で食べられないもの、食べる人の量など相談できます。今回もお寿司に穴子を入れてもらいました。穴子好きなもので、どうしてもお寿司屋さんでは穴子を食べたい。こちらの穴子はふんわりと煮てあり、甘じょっぱさも丁度よく、かなり幸せな一品でした。
お造り、茶碗蒸し、酢の物、焼き物と定番の和食も美味しく、どんどん食べ進みました。ハマグリ焼きに続いて、ホタテの磯辺揚げと貝が続きます。ホタテの磯辺揚げは焼いたホタテを海苔で挟んで食べます。帆立貝をこんな風にして食べた事がないので新鮮でした。最後にお寿司とエビが入ったお椀でした。
デザートがないのが寂しいので、卵焼きを摘みでいただきました。甘くて美味しい!

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コースに単品で卵焼き、瓶ビール1本で合計1万円でした。満腹、満足です。

 

法事というと人が多く集まり、準備はもちろん、当日も終わるまで気が抜けず、結構疲れます。今回、家族だけでやってみて、とっても楽でした。費用もお花代が7700円、お供物のお菓子代3205円、2人のお食事代10000円、お布施、と桁違いにかかりませんでした。これなら、あ〜面倒くさい、とか思わずに簡単にできていいなと思います。経済的なことよりも、精神的な負担が軽いのがいいです。

とは言うものの、この新型コロナウィルス禍が沈静化したら、やはりきちんとお客様をお呼びするスタイルに戻します。数年に1回親族や縁者が集まって、亡き人を偲ぶと共に現世の情報交換をして楽しむ機会を提供するのも亡くなった人の役目かなと思うのです。

 

今日は良い法要ができました。お父さん、ありがとう。