ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

私は犬並みか ?

本日は、またしても就職アドバイザーさんにご相談に行って来ました。
 
NHKの番組でお笑いタレントの爆笑問題の「探検 バクモン」という番組がありまして、色々な所に見学に行きます。昨夜の深夜、再放送をしていた回をなんとなく見ていたのですが、行った先が盲導犬の訓練センターでした。
 
その中で訓練士さんが言っていた言葉に驚きました。「犬というのは人を助けようとしているわけではなく、一緒に居ると褒められたりなでてもらえたりして楽しいので人と一緒にいる」らしいのです。厳密な言葉ではなく、こんな内容だったなと思い出して書いていますので、少々ニュアンスが違うのはお許しください。
 
私は、犬は人の役に立つのが嬉しくて、せっせと人の為に働いているのかと思っていました。そうじゃなかったのですね。目から鱗が落ちました。犬は良くできた時に褒めてもらえたり、ちょこっとご褒美がもらえるのが嬉しくて、こういう事を言われたらこういう風にすると褒めてもらえるんだよね、と覚えるらしいのです。結果、飼い主の言う事をしっかり聞き、人の助けになるいい犬になるらしいのです。
 
訓練士さんが言うには褒めるタイミングも大切なのだとか。例えば、「お座り」と指示して、犬が行動に移します。完全にその行動が完了してしまう前に、「Good ! 」と褒めるといいのだとか。なるほど、絶妙なタイミングですよね。人間にも使えるテクニックですね。
 
犬に限らず、動物は皆、褒めて育てると良いと言いますよね。もちろん人間も褒められてこそ伸びるものです。
 
なんで、就職の話をしたかと言いますと、この放送を見て思ったのが、「私、犬並み」ということなんです。よく、志望動機に、「貴社のお役に立ちたい」とか「社会貢献が・・・」とか「お客様に喜んでいただけるよう」とか書いちゃいませんか ? 面接でも志望動機を尋ねられるとそんないい子的なこと、言ったりしませんか ? え~と、一応私も求職活動中ですので、そんないい子的な事を書いたり言ったりしています。でも、実は本音では「面白そうだったから応募しました」なんですよ。だって楽しくなさそうな仕事には出来れば就きたくありませんよね。正直言って、大変恥ずかしいのですが、私の志望動機なんて犬とあまり変わらないのです。やってて楽しいから結果としてお役に立ちますといったところでしょうか。
 
しかし、中学生でもあるまいし、いい年した大人としては、そんなこと口が裂けても言えないんですよ、書類上や面接の場では。そんな話をアドバイザーさんにして、二人して笑ってしまいました。アドバイザーさんは、「それでもいいですよ。楽しくないと働くのが大変ですから」と言って下さいました。大人だってホンネはそんなところですよね。
 
イメージ 1
あっ、ついでに、大人だって褒められたいんです。褒められると10の力が12にも
15にもなって思わず発揮できたりするものですから。会社でも、働いている人同士、お互いにいいところを見つけて、まめに褒めあったら、今までよりもお仕事がスムーズに進みそうですよね。
 
人間も生き物。犬とあまり変わらず、今日もにこにこ生きています。
 
 
以前、偶然参加した盲導犬のキャンペーンで。