七草粥を食べるのは、無病息災とも、お正月で疲れた胃腸を休ませるためとも言います。だったら、夜でもいいでしょうと言うことで、私は夜に食べています。だって、朝は寒くて、少しでも長く寝ていたいのです。
今年は、お正月に食べ過ぎるというほど、お正月らしい食生活でもありませんでした。いちおう御節は買ったのですが、結構早い段階で、どんどん消費してしまいました。お餅は1枚も食べていないし、こんなに正月の食生活から逸脱している年も初めてかもしれません。
1日からコンビニに行っちゃうし、2日には焼肉屋さんに行ったし、3日にはお茶漬け、4日にはカレーを食べました。正月ではない日常的な食生活のままでした。それでもまだ御節が少し残っていて、それもコンスタントになくなっています。
毎年、少し御節を買いましょう、とスーパーへ行き、あれもこれも結構色々買ってしまい、元旦に食べ切れなかった分をその後いかにして消費するか、悩ましい思いをしています。毎年毎年、まるでバカみたいなのですが、そんなことを続けています。御節の残りを食べていく過程は、まるで御節消費ゲームです。家事雑誌では、いかに余った御節をリメイクして別の料理にするかというような特集をよく見かけます。だったらそんなに買わなきゃいいのに・・・です。私も含めて。
年々、お正月らしさが失われていきますが、私自身もご同様です。せめて、七草粥でも食べて、一年間の無病息災を願うと共に、胃腸をいたわりつつ、来る春の気配に心躍らせてみようと思います。
