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国立演芸場4月中席

先日、四谷の駅前に貼ってあったポスターを見て、国立演芸場の4月中席に桂 歌丸さんが出演する事を知り、早速予約しました。

歌丸さんは肺炎で入院していて、16日から20日までは休演する事になったというニュースが16日にあり、残念に思いながらも、本日予約の日だったので、国立演芸場に行って来ました。

代演はどうなるのかしら、と思っていたところ、歌丸さんの代演が笑福亭 鶴光さん、鶴光さんは仲入り前に出演する予定だったので、そこに歌丸さんのお弟子さんの桂 歌助さんが出演しました。

始まる15分前から前座で三遊亭 金の助さんの「たらちね」が始まりまして、続いて下記の演目が行われました。

[落語] 桂 竹千代 「真田小僧
[落語] 三遊亭 遊雀 「十徳」
[落語] 滝川 鯉昇 「武助馬」
[漫才] Wモアモア
[落語] 桂 歌助 「ラーメン屋」

[歌謡批評] 桂 竹丸
[俗曲] 桧山 うめ吉
[落語] 笑福亭 鶴光「竹の水仙

歌助さんは落語の後で奴さんを踊りました。いつも踊るのかどうかは分からないのですが、今回、師匠が休演でその代わりに出演されたわけで、どうにかして師匠の穴を埋めようとされたのかと思いました。落語も何十年も前に作られた新作落語だそうで、初めて聞いた演目で、面白かったです。

俗曲の桧山うめ吉さん。三味線と歌と踊りでした。お茶屋さんで芸妓さんを揚げると、こんな感じの演目が見られるのかしら? 女性の芸人さんでも、俗曲というのはしっとりしていていいですね。

勿論、漫才もありまして、Wモアモアさんが出演。実は、過去に2回位、寄席で拝見した事があります。落語の間の漫才も、笑いの種類は違えども、やはり面白くて、いいです。

桂 竹丸さんは落語をやるのかと思っていたら、枕だけで終わってしまったような印象でしたが、ピン芸人の一人しゃべくりみたいで、これはこれで面白かったです。

後はみっちり、古典と新作落語で、十分に笑わせてもらいました。12:45に始まる前座から、仲入りがあり最後まで見て16:00頃に終了。楽しかったのであっと言う間でした。

ところで、お客の9割がじいさん、いえ、年配男性でした。老人介護施設では7割がおばあさんなのに、そうか、じいさんたちは寄席に来ていたのか~。女性は少なく1割ほど。しかも年齢層が高く、今日、あの会場で、もしかしたら私が一番若かったかもしれません。私も十分おばさんと言われる年齢なのですが。一人、小学生の男の子が来ていて、彼が最年少でしょうが、学校はどうしたのかとちょっと思いました。

会場からロビーに出る通路が狭く、終わったので会場から出ようとしたら、じいさんの波の中に入ってしまいまして、前後左右皆じいさんでした。

国立演芸場はシルバーに優しくて、65歳以上は入場料が1300円です。映画より安く、半日楽しませてくれるのです。そりゃ、じいさんが集まるはずです。他の寄席は、若い人も結構見かけたので、そういう理由もあるのかもしれません。私も65歳になったら、月に3回は通おうと思いました。なんだか、年を取るのも悪くないですね。先々の楽しみです。

今回、休演している歌丸さんですが、十分治療に専念して、また元気に高座に戻ってもらいたいです。

たまには落語を聞きに行くのもいいなと思いました。ライブはやっぱり、いいものです。

今日は楽しい一日でした。

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