ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

三浦春馬さんの命日が過ぎて

海の日。

今年はオリンピックの都合で海の日が22日に、毎年10月だった体育の日がスポーツの日と名前を変えて23日に移動した為、4連休が出現。今日は連休初日。

 

先日の7月18日は俳優の三浦春馬さんの命日でした。その前後に命日関連のニュースが多く流れ、彼が人々にとても愛されていたのだと感じました。俳優という仕事柄、先に収録が終わっていて公開を待っていた作品もあるわけで、亡くなって1年の間、三浦春馬さんの話題を聞かない月は無かったように感じます。映画『太陽の子』も間もなく公開されるようです。

この作品はドラマとして昨年既に見ていて内容はよく分かっているのですが、日本の原爆を研究する研究班があり、それに参加している兄に柳楽優弥さん、兵隊に徴用された弟に三浦春馬さん、2人の幼馴染の女性に有村架純さんの3人が共演。戦時下の若者たちの姿、科学者として行なっている研究の是非などが重苦しい時代背景の中で描かれます。実験が好きで思索的な兄、天真爛漫で誰にでも愛される弟、対照的な兄弟。一人の同じ女性に惹かれる二人。弟へのコンプレックス、自分は徴用されていない後ろめたさ、科学者としての誇りと現実の残酷さ悲惨さなど、兄を演じた柳楽優弥さんの見せ所。弟役の三浦春馬さんはあのキラキラした笑顔で皆んなに愛される弟を演じていて、よくぞこの人をキャスティングしたものだと、役柄に納得感があります。その弟の死への恐怖や明日を夢見られない兵隊の心境、家族への愛、幼馴染への想いなど、こちらも見せてくれます。その2人をどっしりとした母の様な強さで心情的に支える役が有村架純さんで、彼女はこういう芯の強い役がよく似合う。とにかくドラマとして素晴らしい出来で、これから公開される映画がドラマそのままなのか、若干違うのか分かりませんが、良い作品であるのは間違いありません。

 

命日近くに流れていた関連ニュースで、三浦春馬さんの出演作が公開されていました。あらっ、と思ったのが、三浦春馬さんはとても人気があったのに、これぞという代表作とされる様な作品が思い当たらないのです。強いて言うなれば『僕のいた時間』でしょうか?残念ながら私は2回目位までしか見ていなくて、あまり記憶にありませんが、ファンの方たちの認識では良いドラマらしいです。私としてはドラマではなく、ミュージカルの『キンキーブーツ』とか、NHKの『世界はほしいモノにあふれている』のMCとかがパッと浮かびます。これから年を重ねていくうちに、俳優としてもっと凄みが出てきたでしょうし、誰もが思いつく代表作も出来たと思うと本当に残念でなりません。いつまでもあのキラキラした笑顔が見ていたかったというのが本音です。三浦春馬さんはこれからも人々の心の中で一緒に生き続けるのでしょうね。

毎年、7月が来るたびに、若くして逝った三浦春馬さんを偲ぶことになるのでしょう。

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📷 昨日入手したおやつ。