去る7月8日(金) に東京ビッグサイトで開催されていた『販促EXPO2022夏』に行ってきました。
このところ毎週ビッグサイト通いです。
この展示会では参加したいセミナーがありまして、それ目当てです。登壇者は電通にお勤めの方で、新型コロナの陽性になってしまった為、リモートでの参加でした。今の時代らしい。
新型コロナの時代を経て、マーケティングはどう変わってきたか、を海外映像を例にお話しされまして、非常にわかりやすい講演でした。新型コロナは人々に色々な影響をもたらせたわけですね。
新型コロナの時代を挟んで、その前と今では人々の価値観が大きく変わったのを常々感じます。多分、前の時代が既に飽和状態を迎えていたのかなと思うわけです。講演では短期的な顧客との関係ではなく、長期的な関わり合いへシフトしてきていると言っていました。
新型コロナの時代があったからこそ、人と人は単純に触れ合いたいのかもしれません。たわいのないおしゃべりや、皆で笑い合う事が、以前より意識的に得ないとなかなか手に入らないのかもしれません。
なんだか、人類は生きる事の本質に立ち返ろうとしているようですらあります。新型コロナの時代は酷かった、辛かったというだけでなく、そこから輝く物を発見したり得たりできれば、人はまた前を向いて生きていけるのだろうと思います。
「いかに売るか」は、もはやただ売るだけではなく、そこに付随している物語を共有する新たな体験として求められているのかと感じました。
行って良かったセミナーでした。
展示会の方も、映像の会社、印刷の会社、テレビCMの会社、などなどなど、色々出店していて楽しかったのですが、いささか草臥れました。
実りの多い展示会でした。
