ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

訓練校は誰の為にあるのか?

有給消化の日。今日こそは就活しなくちゃと張り切っていたのですが、午前中、あいにく結構な雨でした。

午後になって、雨が上がったので、まず地元の和楽備神社に茅の輪をくぐりに行きました。お正月に参拝した時同様、波乗りうさぎの大きな絵馬が飾られています。そうよ、そうなのよ、波に乗って行こう!いちいち潮垂れているわけにもいかないのだ!

今日は川口のハローワークに訓練校について聞きに行こうと思っていたのですが、雨が止んだらとにかく暑く突然31℃と、かなり辛い。そうだ電話で問い合わせてみようと、飯田橋の訓練校の担当に問い合わせてみたところ、かなりつれない説明で、やはりここは担当地域の川口に行った方が良いかもと、渋々と出かけました。

川口のハローワークはJR川口駅から徒歩約25分。暑い時期はかなり辛い。

担当問い合わせてみたところ、年齢を考えて6ヶ月の講習は時間がかかるのと、訓練校を出たからと再就職できるわけではないとの事。今既に出来ていることにプラスアルファで考えているなら、厚労省でやっている制度があって、そちらは助成金という形で最大75%までお金が戻るものがあり、かなり沢山のコースがあるとの事。雇用保険を1年以上、コースによっては2年以上払っている人は対象となるので、対象となるかならないか上の階で聞いて行ったら、との事で、上の階へ。色々教えてもらいました。

電話で飯田橋に問い合わせた際は、「訓練校はその技術を身につけて再就職を目指す人の為のもので、訓練が終わった後3ヶ月(? ) 以内に就職できそうな人を支援するもので、定年後の人が受けるのは難しい」との事で、かなり冷たく牽制されました。「国の制度だから」「若い人に再就職してもらうのが目的」と言っていましたが、だったら最初から年齢制限をすればいいし、コースによっては「34歳以下」とか限定しているものもあるので、誰でも申し込みはできるはず。審査があるので受かるかどうかは別にして。現在、確か国の取り組みとして「リスキリング」に力を入れているのではなかったかしら?そして多分、リスキリングを必要としている層は60歳で定年してしまう人たちで、ついこの間までは60歳がゴールだったのに、いつの間にか「70歳までゴリゴリ働いてね」になっていて、梯子を外された感があるはず。頑張って70歳まで働こうとしても、働く場所が限られていて、思うように再就職ができない人が多いはず。だったら、あと10年働く為に新しいスキルをつけたい、キャリアチェンジに必要という人は訓練校でも受け入れたらいい。労働人口が減っている現在、60歳以上の人は立派な労働力なのに、同じ会社で再雇用されても待遇がぐっと落ちたり、仕事を探しても限られた仕事しかなかったり、受け皿がきちんとないのに「働け、働け」と国は言い、学ぼうとしても手を差し伸べないなんて、やっている事と言っている事が違いすぎる。もう少し前の人たちは、60歳で退職して、65歳から年金をもらうので、5年間、なんとか稼ごう。週3くらいでいいし、午前中だけでもいいな、の様な、かなり余裕のある選択ができたのでしょうが、今や60歳で定年退職するとあとは「今まで通り働く」の一択しかないような始末。もちろん余裕のある方は違うのでしょうが、一兵卒として働いてきた身としてはそれしか選択肢がないのが実情です。

ま、訓練校の事はそんなわけで、別の学習の場のサービスを教えて貰えたので、暑い中熱中症になりそうな中、川口に聞きに行って良かったです。お仕事の検索をしても、不思議なくらい探している職種がなく、私、ご飯を食べていけるのかしら?と、一抹の不安に襲われましたが、どうにかなるでしょう。下を向いていたって仕方ないから、上を向いて行こう。

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📷 和楽備神社の茅の輪。