昨日訪問した千葉県佐倉市には、なぜか国立歴史民俗博物館があるのです。全くマークしていなかったので、ちょっと驚きました。だって、国立の博物館って関東では上野のお山に集まっている感じじゃないですか。それが突然千葉県に、しかも佐倉市にあるとは!佐倉市って一体? 佐倉市は結構観光資源がある街なのかもしれません。
ま、博物館を発見してしまったので、せっかくなので行きました。閉館まで90分、どこまで回れるかドキドキしながらスタートです。
民俗博物館って、大抵人類の出現するあたりから展示されているので最初の方は野生の動物の展示や狩や採集生活の用具などが飾られています。なんか似たようなのを今年になって見たような?あっ、高松市の博物館でした。どんどん見て行くと安土桃山時代、江戸と来て明治へと続くわけですが、その途中の展示が楽しい。江戸時代の日本橋あたりのパノラマやら農村の生活やら、色々展示されていて楽しめます。この博物館の展示の特徴は自分の所で所蔵していなくても有名な土器とかはレプリカを展示して補っています。東京国立博物館にあるはずの土偶もレプリカで展示。なんかよく知っているなぁ、と思ったらレプリカだったというのが多数。
時間が足りずに江戸時代までしか見られませんでしたが、ここは丸一日コースかと。とにかく時間をたっぷりとって行きたい所です。
閉館30分前には駅に行くバスが出てしまうのはなんとかならないのかと思いながら、とぼとぼと駅まで歩きました。佐倉市はそれ以外にも観光できる場所があるようなので、機会があったら再訪したいと思いました。
📷 一番上、博物館の入口。下3枚はパノラマ。