ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

自然の趣ある庭園とアートに遊ぶ DIC川村記念美術館

今日は素敵な所へ行きました。

先日、何の気なしに読んだ「スマートニュース」の記事で、建築物が素敵な美術館と言うのがありまして、その中の一つとしてDIC川村記念美術館が紹介されていました。千葉県にあるのは知っていたのだけれど、実際どこにあるのか知らなかったので、なんとなく調べたら、佐倉市という所にありました。何回か行っている京成バラ園に行く際に利用する電車でいくつか空港寄りにある駅らしい。思っていたより近く、簡単に行けそうです。美術館のサイトをぐるぐる調べていたら、森のようなお庭が付いているらしく、もうこれは行きたくてたまりません。ここ2週間くらい、いつ行こうと悶々としていたのですが、本日行く事にしました。

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📷 東京駅と美術館を結んでいる高速バスの車体に描かれたレンブラントの「広つば帽を被った男」部分。

日暮里から乗った京成線で京成佐倉駅で下車、南口に出てロータリーに面している写真店前から送迎の無料シャトルバスが出ています。10:20のシャトルバスに乗り、約30分で到着。チケット1,200円を購入。こちらは庭園とレストラン、ミュージアムショップはチケットなしでも利用できます。レストランを利用するつもりだったので、まずレストランへ。少し並びましたがすぐに案内されました。私の後、同じバスで来た女性2人組でしたが、そこまでは入れたものの、そこで満席になりました。予約している人もいるらしく、先にレストランに行く事にしてツイていました。

このレストラン「ベルヴェデーレ」は桜の季節は素晴らしいだろうなと言うほど、桜の木に囲まれています。予約席の奥の席は池と美術館が見えるようです。単品でも注文できますが、ここはせっかくなのでランチのコースを頼みました。

冷前菜盛り合わせ、トウモロコシの冷製スープ、鮎とルッコラのペペロンチーノ、夏鹿のロースト パッションフルーツと赤ワインのソース、デザートはチョコレートのテリーヌ、アイスコーヒー、パンを頂きました。当初、フルコースが食べきれるかと心配しましたが、パスタはハーフポーションくらいでした。夏鹿のローストは思いの外柔らかく、美味しく頂きました。以前他で食べた鹿はもっとタフな感じで、野生を食べているという感じでしたが、こちらのは臭みもなく柔らかく、牛肉よりキメが細かい気がしました。パスタが特に美味しかったです。

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お腹もいっぱいになったので、いざ本丸の美術館へ。建物が、何というかジブリっぽいのです。ついでにすぐ外にかなり大きなオブジェがどどーんと置かれて、これがまたジブリ感を醸していました。

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エントランスを入ると高い天井のホールで、美しい天井の設えや壁のステンドグラスがヨーロッパっぽい雰囲気です。入ってすぐのお部屋がヨーロッパ絵画などの展示で、モネ、ルーベンスピサロ、キスリング、ピカソ、ブラック、シャガールなどに並んでレオナール・フジタが3枚。

その隣の小さな部屋には1枚だけ絵が飾られています。レンブラントの「広つば帽を被った男」です。この美術館の目玉の一つと言って良いでしょう。正直言って、レンブラントを国内の美術館の常設展示で見られるとは思ってもいなかったので、なんだかとっても嬉しい。そしてこの1枚のレンブラントが、この美術館に箔をつけている気がします。

この美術館では「ロスコ・ルーム」と言う展示が有名のようです。マーク・ロスコの「シーグラム壁画」が部屋の四方に展示されています。マーク・ロスコについて詳しくないので何とも言えないのですが、どの絵画も赤い感じで、閉塞感のある部屋の中で見ると益々閉塞感を感じました。この部屋を出て2階に上がってすぐの展示室が清々しく感じたほど。もっともファンにはたまらないかもしれません。

比較的現代美術的な作品が多く、私はあまり関心がないので駆け足で見て回った次第です。やはり一番良かったのはレンブラントでした。

この美術館では毎日14時から館内ツアーがあるようで、少し前にアナウンスがありますので、ご関心のある方は参加すると作品についての理解も深まろうと思われます。私は面倒くさいので、勝手に見て回る派です。


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お庭が広大で、延々と歩きました。湖 ( 池 )の対岸には蔓植物の棚があって、いくつもベンチが置かれているので、湖 ( 池) や美術館の建物を見てくつろげます。更に歩くとテラスがあり、屋内・屋外が使える様なのですが、私が行った際は皆さん屋外のテラス席でくつろいでいました。テーブル席もあり、持参したお弁当も食べられます。

更にその先には池があり白鳥が2羽、毛づくろいをしていました。紫陽花はもう時期的に遅いようで、なんとなく残骸が残っていましたが、シーズンには素晴らしいだろうと思われるほどの距離が紫陽花でした。桜の並木がある場所もあり、春に来たいと思いました。山道をレストラン棟へ戻り、ショップを冷やかしました。

駐車場近くに室内でバスを待てる場所を発見し、涼しく過ごせました。当初誰も居なかったので快適だったのですが、途中バカップル、もとい若いカップルが入ってきて傍若無人な空気を振りまいて居たので、バスもすぐに来ることだし、バス停前で待って、シャトルバスで戻りました。

この美術館は全くマークしていなかったのですが、季節のいい時期にのんびりと出かけるのも良さそうです。お庭やレストラン・ミュージアムショップは一般に解放されているので入館料がかかりません。駅前から無料のシャトルバスが出ているのもありがたい点です。桜の季節にお弁当持参でピクニックもいいかなと思いました。


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