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甘い生活を目指しています。

仙台旅行その5 お食事とお土産

仙台で何を食べようかな~、と楽しみにしていました。ガイドブックを見ると、牛たん焼きと海鮮関係のもの、それと冷やし中華が出ていました。何でも冷やし中華は仙台発祥らしいです。そして回転寿司も仙台発祥なんだとか。
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宿の人も、仙台に来たからには牛たん焼きをお勧めしますとのことで、「牛たん焼きお店マップ」なる物をくれました。仙台市内の牛たん屋さんの地図です。それと宿の方のお勧めは、やはり海鮮が美味しいとのことでした。
 
せっかくマップを頂いたので、牛たん焼きを食べることにして、お店がたくさんある三越デパート近くまで行きました。仙台牛たん焼き発祥の店に行くか、仙台牛たん焼きを考案した人がやっていたお店に行くか迷いましたが、道を歩いていたら後者の「旨味 太助」というお店があったので入ってみました。
 
カウンター席とテーブル席がありまして、奥にも席があるようなのですが、私はカウンターへ通されました。初心者なので牛たん焼き定食とビールを注文しました。お店に来ているお客さんの大半、95% は男性です。席に着くと、「お食事ですか?」と尋ねられます。「食事です」と答えると、定食とともにお茶を出してくれます。メニューは牛たん焼き定食のほかに、うなぎの定食なのか、ありました。それと焼肉系。牛たん焼きをつまみにお酒を飲むようです。
 
カウンターの前で、牛たんを炭の上にかけた網に乗せてどんどん焼いています。ご主人の右手側には直径30cmくらいのビニールの中に丸く重なっている牛たんの山。それを右手でつかんでは網に乗せて焼いていきます。身体が一連の作業を覚えているのでしょう。すごく自然に手が動いていて、網の上の牛たんはいいところでひっくり返されます。そして思いのほか早く焼きあがります。
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ビールがすぐに来て、「あぁ至福の瞬間」とばかりに飲んでいると、あっと言う間に牛たん焼き定食が来ました。お皿に牛たんの焼いたの5枚とこんもりとお漬物。これは野沢菜でしょうか。麦飯と葱がたくさん入っているテール・スープです。うぁ~い ! 早速頂きます。牛たん焼き、やわらかいです。火が通りやすいように、細かい切れ目が全体に入っていて、お箸で切れます。味は塩味が付いています。ちょっとレモンっぽい味も感じました。麦飯、牛たん焼き、お漬物、テール・スープの順でわしわし食べます。テール・スープもすごく美味しくて、このテール・スープにご飯を放り込んでお雑炊にしたらさぞや美味しいのでは、とか、このテール・スープにおうどんを放り込んで食べたいとか想像してしまいました。このテール・スープ、顆粒状になっているのとか、固形状のとかあればいいのにな、私買うのに・・・と思うほど。テール・スープにこんなにたくさん葱が入っているのも初めてですが、とっても合うし美味しい。スープに入っている煮出したお肉の部分、ほかのお客さんどうしているのかキョロキョロと確かめたところ、皆、お皿にお肉を食べた後の骨の部分が残っていたので、私も骨から肉をはずしていただきました。だって残しちゃうの、もったいないんだもの。
 
動けないほどお腹いっぱいで、牛たん定食¥1250、ビール ( ジョッキ ) ¥590だったと思います。正直言って、ビールは余分でした。定食だけでお腹いっぱいで、どこにビールがはいるのか・・・というような状態になってしまいました。なるほど、地元のお客さんは男性でも定食だけ注文しているわけです。お酒を飲む人は、お肉だけ注文しているようです。とても美味しかったです。
 
翌日のお昼は、ニッカウィスキーの工場見学で作並から仙台駅に戻ったので、ちょっと遅めのランチとなりました。仙台駅には牛たん通りとすし通りというのがあって、行ってみました。牛たん通りでは、各お店行列ができていました。中学の修学旅行生らしき男子たちが結構並んでいました。老若男女並んでいます。その奥のすし通りは、どこのお店もすぐに入れそうでした。一通りどんなかな、とうろうろ。銀次郎というお店でランチタイム・サービスをやっていて、ウェイトレスさんがいいタイミングで呼び込んだので、お邪魔しました。
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カウンターだけの10席くらいのお店でしたが、通常¥1480のお寿司が¥990とのことで、それを注文。平日だからでしょうか。カウンターの中の職人さんは比較的若い方が二人で、どんどんお寿司を握っています。あっという間に私の目の前にランチのお寿司が出てきました。8かんのお寿司とふた切れの玉子焼きがお行儀良くお皿に並んでいます。お椀つきです。お寿司大好きっ、とばかりにぱくり。今回もぺろっと平らげてしまいました。美味しいです。ほかに1つか2つ握ってもらおうかな、という考えが頭をよぎったものの、果たして胃袋はまだ入るのか ? という疑問がどうしても拭えず、注文は控えました。後から入ってきたおじさんのお客さんは、いいお客で、どんどん握ってもらいながらビールを昼から飲んでしました。私の隣にいた地元の女性客は常連さんらしく、注文して握ってもらっていて、なんかかっこいいですよね。どうも私は不調法でそういう楽しみ方ができないのです。でもお腹いっぱいですしね。
 
カウンターの一番向こうに、修学旅行の女子中学生3人組みが同じお寿司をほおばっていました。彼女たちはオレンジジュースも飲んでいたのですが、入り慣れないお店にどきどきしながら入ってみましたというムードが漂っていました。ジュースはお店のおまけなのか、御代は一人¥990しか頂いていませんでした。きっとすごく楽しい思い出になりますよね。中学の修学旅行でお寿司屋さんでランチするなんて。
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お寿司も美味しく頂きました。宿の方が勧めてくれたような海鮮料理というのは、次回の機会にいたしました。どうもご馳走様でした。
 
さて、今回の旅行で何が問題かというと、私のお腹の具合でして、なぜか1日目の朝からお腹がすかない。夕方になっても空腹感がなかったものの、せっかくだからと牛たん焼き定食を頂いたわけなのです。で、夜にたくさん頂いたので、2日目の朝、お腹がすいていなくて、食べずにニッカウィスキーで試飲です。その日の1食目がランチのお寿司で、夜になってもお腹がすかないので、この日はこれで食べられず。なんだかとっても損している気がします。
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お土産に牛たん焼きを駅のお土産コーナーで購入しました。家で早速焼いて食べましたが、美味しかったです。毎日でも食べたい。
「仙台風」というのがどういうことなのか分かりませんが、美味しいものは大好きです。次回は、お腹をすかして出かけようと思います。
 
 
「旨味 太助」。
  牛たん焼き定食。
  「銀次郎」のランチのお寿司。
  「牛たん 喜助」のお土産用牛たん。
  ニッカウィスキー工場のお土産。