ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

カレーバイキング 盛りすぎに注意

先日、父のホームを訪ねた後、最近出来たスーパーに寄りました。何かお昼に食べるものを買いたいなと思いまして、色々見て回りました。そのスーパーのお惣菜コーナーは広く、いつも行っているスーパーと違うものも色々。そんな中で、そのスーパーにはカレーバイキング¥190なるものがありました。
 
カレーを入れるプラスティック容器が用意してあり、ご飯の容器とカレーの容器が有り、そこからその容器に入れば好きなだけ自分で盛り付けるというものです。ご飯を山盛りにしてカレーを少しでも、ご飯は軽くしてカレーをたっぷりでもお好みで盛れるのです。
 
最初、60代の女性2人が盛り付けていて、カレーのいい匂いが漂ってきます。すぐ後に小学生くらいの男の子2人を連れた母親が盛り付けます。はじめ、男の子の一人がご飯を盛っていたのですが、とにかくもたもたしていて一向に盛り付けられず、その母親が「ぜんぜんダメじゃない。やってあげる」と男の子から容器とご飯のしゃもじを取り上げて盛り付け始めました。それが、ご飯をぎゅうぎゅうに容器の2/3詰めまして、空いているスペースにカレーを入れただけでなく、ぎゅうぎゅうで山盛りのご飯の上にもこれでもかとカレーをかけました。この容器には蓋がついており、その蓋が閉まれば完成なのですが、欲張りすぎて蓋が上手に閉まらないようでした。それでも、一旦盛り終わり、その場を離れ、その後が私の番でした。
 
私は、そんなに沢山食べられそうも無いので、軽くご飯を盛って、カレーをご飯に比べて多めにかけても、まだ容器には隙間がありました。蓋をして出来上がり。
 
サラダコーナーでサラダを買い物カゴに入れている時に、先ほどの親子がとんでもないことになってしまったようで、スーパーの売り場の人が手助けしていました。つまり、カレーの蓋がしまらず、片手で容器の上下を持っていたら、容器の脇からダラダラとカレーがこぼれてしまい、あちこちカレーだらけになってしまったようなのです。
 
いくら盛り放題だといっても限度というものがあると思うのです。彼女の行為は限度を無視した結果です。1つのカレーを子供2人のお昼にしようとしたのか、はたまた親子3人分と思ったのかは不明ですが、欲張った挙句、あちこち汚して、他人の手を煩わせることになった上、自分もいらぬ注目を浴びてしまうという、ありがたくない結果ですが、そんなこと気にもしないのでしょう。
 
食べ放題や飲み放題などの「放題」は、時として人の品位を垣間見せてくれる怖さがあります。自分で処理できる分だけ取るのが本来の姿勢だと思います。欲張っても残してしまい、もったいないことになります。子供ではなく、ある程度いい年をした大人なので、見苦しくない程度に欲望を見せられるようになりたいものです。
 
自然界にある資源とか、世界中の富とか、同じことが言えますね。欲張って多くを持ちすぎている人、欲しくても手に入らない人。欲張った人は手に入れた富を全て使い切れるのでしょうか ? 大抵はムリですよね。余ってしまう分を必要としている人に分け与えるという人もいます。本当は、全ての人が自分が必要な分だけ受け取ることにすれば、足らなくて手に入らない人は居なくなるかもしれません。
 
さて、「食べ放題」「飲み放題」の利用時は暴飲暴食に要注意ですね。欲張って胃腸の能力を超えた量を摂取すると、胃腸が余分な活動を強いられるので、よいことはありませんからね。