今回のプログラムは以下の通りです。
ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲
歌劇「オベロン」序曲は、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に出てくる妖精王オベロンのお話だそうで、曲を聞いていると不思議と踊っている姿が見えるようです。以前、何かで見たことや聞いたことがあるのかも知れませんが、軽やかで可愛くて、何かが起こりそうなわくわく感があります。
2曲目のブルッフの曲は、導入部は地味な感じというか落ち着いた大人の感じとでもいいましょうか、しっかりとした雰囲気ですが、第3楽章では盛り上がり、いつの間にかその世界に飲み込まれているような感じがしました。
ブラームスの「交響曲第4番 ホ短調」はあらあらなんだか知っている、と思ったら、最近偶然頭の方を聞く機会があったのでした。そして、ブラームスってこういう感じだっけ、という気分のまま、ドド~ンと沢山の音の塊の中に放り込まれたまま、気が付いたら終わっていました。なんだか、聞いたなっていう気分でした。
アンコールは軽やかな可愛い感じの曲と、威勢のいい、年の瀬にぴったりという感じの曲2曲でした。残念ながら、曲名が分かりません。
アンケートを記入して、ゆっくり目にホールを後にしたのですが、ロビーは大混乱の真っ只中でした。この楽団はカンパを呼びかけているので、私たちは毎回少しカンパしてきます。入場料だと思っているので。だって寸志ですので、そのくらい逆にお支払いしたいくらい、毎回楽しませてもらっています。長く、この楽団の活動が続くことを祈っています。
楽しいひと時、ありがとうございました。