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動物園の問題

先日、NHKの「クローズアップ現代」と言う番組で、現代の動物園の問題を扱っていました。

今、動物園の動物を補充しようとすると、とても大変なのだとか。日本にどんどん動物園が出来た頃に比べて、動物の値段が高騰しているのだそうです。

既に居る動物が高齢化して、寿命で亡くなったとしても、新しくその種の動物を入れる事が難しいのだそうです。

動物園と言えば象だ、ライオンだ、キリンだ、とイメージするような動物が、動物園から消えていく日が来るかもしれません。

絶滅危惧種の心配もあるでしょう。現代はものすごい速度で、他の種を滅ぼしている時代でもあるのです。

国内で繁殖させるのも、中々難しいようですが、どうにか成功させて欲しいものです。

それにしても、日本のある市立動物園では、管轄が市役所で、動物は備品として登録されていると紹介されていて、いささかショックでした。生き物なのに、管理者にとっては、物扱いなのですね。驚きました。

以前、デンマークの動物園で、キリンが殺処分された挙句、解体されてライオンの餌として与えられたと言うニュースがありました。その後、ライオン4頭も殺処分されたそうですが、殺処分予定の動物を欲しい動物園があるなら、殺処分してしまわないで、譲ってあげれば良かったのではないでしょうか。処分されたキリンのマリウスを引取りたいという要望はヨーロッパの複数の施設から出ていたそうです。

いずれにしろ、動物園は楽しみに出かけられる場所であって欲しいです。