今日は一日、テニス全米オープン準優勝の錦織 圭 選手のことで話題が持ちきりだったのではないでしょうか。優勝を逃したのは残念ですが、準優勝であっても素晴らしい結果です。今まで日本人テニス・ブレーヤーで、そこまで達した人はいないのでしょうから、これはすごいことです。
昨日、錦織 圭 選手が決勝戦に進出、というニュースが飛び込んできてから、日本中がもしかしたら優勝するかも、とドキドキしていたことでしょう。突然、にわかテニス・ファンになった人も多いでしょう。そのくらい、決勝戦に出ることだけでも、快挙だったわけですから。
さて、テニスの成績もすばらしかったのですが、私が驚いたのは、試合後に行われたインタビューでの錦織 選手のスピーチです。なんて、しっかりしているのだろう、なんて、立派な挨拶だろうと、関心致しました。まだ24歳の若者であるにも関わらず、そのスピーチの立派だったこと。きちんと、結果に対しても向き合い、応援してくれた人々や支えてくれたスタッフに対しても感謝の言葉を忘れず、対戦相手にもお祝いの言葉を欠かしません。あくまでもさわやかです。
日本にも、こんなに立派な若い層が出てきたのだなと、嬉しくなりました。ゴルフの石川 遼 さんも、若くてもしっかりしていてさわやかだなと思っていたのですが、若い頃から世界に出て行って、他国の選手と渡り合っている人は、自立心も旺盛でしっかりしてくるのでしょう。ずっと、親の元でぬくぬくしているのは、ある種問題かもしれませんね。
テニスの錦織 圭 選手にしろ、ゴルフの石川 遼 さんにしろ、こういう若い世代がいることは、日本の将来が少しは明るいのではと思わせてくれます。そして、この世代の若者たちが、もっとこういうたくましくさわやかな人たちであふれてくれるといいなと思います。
ともあれ、錦織 選手は今回は残念でしたが、彼はまだまだやってくれそうです。これからの活躍を楽しみにしていこうと思います。
