東京医科大の一般入試で、女性受験生の点数をマイナスに操作していたと言うニュースに呆れました。
ここは先日、文科省のお偉いさんに息子の裏口入学を請け負って話題になっていた大学ですが、その事件もあってはいけない事件で驚いたものの、今回の件は更に驚きました。
女性受験生の点数を減らしていたのは、普通に受験すると女性ばかり合格してしまうからだとか。女性の合格枠を3割に抑えておきたかったのだそうです。
一体、なぜ女性は3割に抑えておきたいのか?
女性は結婚出産で医師になっても離職してしまうから、仕方なかったですって。
なんだ、それ?
平成も30年、終わろうといている時代になんと時代錯誤か!
医師になってから辞めるも続けるも本人の自由ではないのでしょうか? まず医師になる入口の医大受験で点数を操作されてしまって不合格にされてしまうのは、間違っています。
医師は腕が良ければ男だろうが女だろうがどうでもいい事だと思います。
本来なら合格だった女性受験生が不利益を受けていたのは、あまりにも酷い仕打ちです。
権威を誇っている所は、今でも相変わらず女性蔑視で差別意識が強い様に感じます。
国全体としては女性の活躍を奨励していますが、本音では女性に活躍して欲しくない人々がまだまだ多いのでしょう。彼らの本音は女は大人しく家で家事育児をしていろというところでしょうか。しかし、今の時代、専業主婦として生活できる女性は本の僅か。勤めに出て少しでも稼がないと、という方が大半です。女性は家事育児、更に仕事をして、しかも男性に都合よく3歩後ろに控えていないといけないのでしょうか?
もう、いい加減性差別は止めてみたらいいのに。もっと女性に進出してもらった方が、あらゆる所が上手く回りそうです。