本日まで川崎市民ミュージアムで開催中の「竹宮惠子 カレイドスコープ」展に行って来ました。
埼玉県南部に位置する蕨から川崎市でも武蔵小杉駅から更にバス、の川崎市民ミュージアムは遠かったです。いったいどうやって行くのかと思ったら、幸いにも蕨から3つ東京よりの赤羽乗り換えで、1本で武蔵小杉まで行けました。
さて、どうにかこうにかたどり着いた川崎市民ミュージアム。
漫画家 竹宮惠子さんの漫画家50周年を記念しての展示会だそうです。
竹宮惠子さんと言えば、代表作は発表当時、さぞかし物議を醸したであろう「風と木の歌」ですよね。展示会は「風と木の歌」を中心に、その前後の作品を見て行くものでした。
直筆の原稿が見られるのは良いですね。更に、竹宮惠子さんは大学で漫画の資料を残すために、高性能のコピー化事業を進めていて、それによる作品保存の原稿も出ていました。
「風と木の歌」「ファラオの墓」「変奏曲」「地球へ」など、昔ワクワクしながら読んだ記憶があります。
訪れているのは主に女性で、きっと作品発表当時、楽しみに竹宮惠子さんの作品を読んだ方たちなのでしょう。
以前、何年か前に、萩尾望都さんの展示会に行ったのですが、そちらは結構男性ファンも来ていました。竹宮惠子さんは女性ファンが圧倒的に多いのかもしれません。
遠かったけれど、まるでその作品を読んでいた頃に旅するような感じでもありました。
楽しませてくれた作品の数々に感謝。それを生み出してくれた作者、竹宮惠子先生に感謝です。
長い記憶を旅して、ジルベールに逢いに行った様な気分です。