緒方貞子さんが亡くなりました。
国連高等難民弁務官と言う職業を日本で初めて多くの人に認識させた人物なのでは、と捉えています。
もちろん、その職責は素晴らしいものでしょう。この国で、女性であり、かつ国際的機構で活躍した人物という2つの点からも、その非常に優れた人物だったのだろうと感じます。
見た目からは理知的で怖いおばさん風ですが、国を失い寄る辺のない難民となった人々を支援していくという職務から、弱い立場の人々に手を差し伸べる温かい方だったのだろうと思います。
緒方貞子さんをお手本に、後に続く女性たちが出てきたかもしれません。
ご冥福をお祈りします。