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現代的でお洒落、でも温かい眼差しのニューヨークの日常 「永遠のソール・ライター展」

15日(土)に渋谷のBunkamuraで開催中の写真展「永遠のソール・ライター」を見に行きました。

先日の「日曜美術館」で紹介されていて、俄然見たくなったので。

土曜日だったせいか結構混んでいました。それも若い人が多いなという印象でした。

 

構成は以下の通り。

Part1   ソール・ライターの世界

   1.Black and White

   2.カラー(1)

   3.ファッション

   4.カラー(2)

Part2    ソール・ライターを探して

  1.セルフ・ポートレート

  2.デボラ

  3.絵画

  4.ソームズ

  5.その他

 

目録によるとなんと218点の展示です。

ニューヨークの日常を切り取った写真なのに、そこに物語がある。美しい一瞬が立ち現われる。

若くしてファッション写真で成功し、それをある日辞めて、自分が撮りたい写真を撮り続けた写真家。自分の身近な人々や風景を撮影したので、そこにはなんだか温かい眼差しが感じられます。

モノクロもいいけれど、カラーの美しさを見せてくれる写真家だと思いました。

展示室の途中に、ソール・ライター氏の死後に残された作品をスライドにしたものが上映されていますが、ライターさん家にお邪魔した気分になれそうな、氏のお宅の写真がたくさんあり、何が好きだったのか、心地よさを感じていたのかを見ることができます。

現代的でお洒落な写真展です。あまり見るのに時間がかからないので、渋谷に行った際にふらりと立ち寄って、しばしソール・ライターの世界に浸るのもおススメです。

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