ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

のんびり見たい風景画 「コンスタブル展」

【有給休暇消化3/12目】

有給休暇3日目にして、もうすでに、働いている人たちが羨ましい。

 

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今週は気分転換に遊んでいようと決めたので、今日も遊びました。

今日は東京丸の内にある三菱一号館美術館で開催中の「コンスタブル展」に行きました。

 

丸の内に来るのも久しぶり。三菱一号館美術館も久しぶりです。

 

さて、「コンスタブル展」です。

コンスタブルはイギリスの画家で、風景画で有名なターナーと同時代を生きた人であり、それまでヨーロッパ絵画の世界で下層とされた風景画の地位をターナーと共に押し上げた立役者だそうです。

私は今回、この展覧会を見るまで、コンスタブルという画家を知りませんでした。いや、実は、「風景画の巨匠」とされるターナー自体興味がなく、今までカバーしていませんでした。イギリス絵画自体にあまり関心がなく、と言うか、イギリスって大陸に比べて絵画はあまり、じゃありませんか?俗に言う「巨匠」っていたかな?とすら思うほど。イタリア、フランス、オランダ、ベルギー、スペイン辺りに比べると人材が乏しい気がします。

今回、たまたま偶然ながらコンスタブルを知る事となりました。例の「東京駅周辺共通券」を持っていたから、です。

 

今回の展示構成は以下の通り。

1. イースト・バーゴルトのコンスタブル家

    1.1  初期の影響と同時代の画家たち

2. 自然にもとづく絵画制作

   2.1  同時代の画家たちによる戸外制作

3. ロイヤル・アカデミーでの成功

   3.1  ハムステッド、およびコンスタブルと同時代の画家による空の研究

4. ブライトンとソールズベリー

5. 後期のピクチャレスクな風景画と没後の名声

    5.1  ロイヤル・アカデミーでの競合

    5.2  イングランドの風景

 

空や雲などの表現を研究していたようで、それによって風景画の奥行きがある作風です。一番「ああ!」と思ったのが、水彩画で描かれたイギリスの風景で、イギリスは水彩画が似合うということ。雨が多く水っけが多い土地だからでしょうか、水彩画と相性がいいみたい。

色々見て、ターナーとの対決というコーナーでは1832年ロイヤル・アカデミーでの展示が再現されています。コンスタブルの方がキラキラ感多し。どちらも空の表現が素晴らしく、空気感が伝わってきます。

割と気楽に見られるので、ふらりと訪れて見るのも良いかと思います。

 

美術館の窓から見えるお庭も、今の時期素敵です。のんびりしたい時にどうぞ。

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📷 「コンスタブル展」ポスター。

撮影OKの作品「虹が立つハムステッド・ヒース」。


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📷 三菱一号館美術館とブリックスクエアに囲まれた庭「一号館広場」。