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オシャレして見に行こう!『ガブリエル・シャネル展』

今日は山の日。しかし山には行かず東京丸の内にある三菱一号館美術館で開催中の『ガブリエル・シャネル展』に行きました。

シャネルのドレスやスーツ、アクセサリーなどが展示されています。シャネルは有名なデザイナーで、今でもその店舗は主要国に展開されている事でしょう。どういうテイストがシャネルか、ガブリエル・シャネルがいかに生き、女性の解放につながる服を生み出したかは知識としてあるのですが、歴代の代表作のような作品を一堂に会して見るのは初めて。

どれも素敵です。シャネルはシャネル・スーツのイメージが強いのですが、ドレスもたくさん作っていたのですね、と驚くと共に、時代性やヨーロッパという文化圏を感じます。

一つ好きなものをあげますよ、と言われたらリトル・ブラック・ドレスが欲しい。シャネルの代表作で名前はとても有名。しかし実物を見た事がありません。リトルと言うからには丈が短いのかと思っていたら、今現在の価値観では十分に長さがあります。ミモレ丈くらいはあるのでは、あるいは膝丈か?多分発表された当時は丈が短目だったのではと思われます。エレガントです。軽いです。美しいです。こんな服を着てみたいと思いました。

そして働く女性としてはやはりスーツ。シャネル・スーツって、やはり素敵。当時男性服の素材であってジャージやツイードを次々と女性服に取り入れた先見の明と斬新性。シャネルは大きく女性の社会進出を進めた存在です。それも声高に権利を主張したわけでもなくエレガントに社会を変革してしまうなんて、本当に素敵すぎる!

たくさん見たシャネルの服は、不思議と年齢を問わないデザインのようです。ドレスもスーツも20歳でも70歳でも、誰が着てもおかしくないデザインなのが凄い。

写真撮影をしてくれるサービスがあり、そのせいかオシャレしてきているは人が多いはずです。来場者は95%女性です。そして面白いもので、スカート、ワンピース姿の方が98%くらい。ほとんどパンツ姿の人がいません。

1時間もあれば見て回れ、当日券でも入れます。丸の内に行く機会がありましたら、ぜひ美しい物を見て下さい。シャネルの、女性たちの、世界の価値観を大いに変えた美しい服を一度に見られます。

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