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甘い生活を目指しています。

東北旅行3日目 イーハートーブに遊ぶ

いよいよ旅行も最終日。3日目は宮沢賢治ゆかりの場所を巡ることにしていました。

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昨日はその前日の温泉旅館とは打って変わって盛岡市の現代的なホテルに泊まりました。ガイドブックに載っていたホテルニューカリーナさんに泊まったのですが、お部屋の設えが可愛らしくて快適でした。こちらは夜着として浴衣やパジャマではなく、シャツワンピースみたいな形のものを出してくれ、それはそれで楽でくつろげました。一応パジャマになりそうなものは持参していたのですが出番がありませんでした。

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まず盛岡駅に行き、コインロッカーに荷物を預けて材木町まで歩きました。その辺りは宮沢賢治ゆかりの街づくりとなっているようです。と、言うのも、『注文の多い料理店』を出版した光原社が、現在は民芸品を扱うお店になっているそうで、その敷地全体が大人のテーマパークの様になっているらしいのです。

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いーはとーぶアベニュー材木町という街並みは賢治ワールドとでも言いますか、賢治の銅像が設えられていたり、お店の名前がその世界観と通ずるものがあったり、今の時期はハロウィン前で、店舗前に大きなかぼちゃが飾られていました。

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開いてすぐの光原社を散策、喫茶店の可否館は私たちが先に行った際は男性が1人並んでいただけなのに、庭の奥まで行って戻ってみると3組もの行列ができていました。たった5分で。大急ぎで私達も並んで待つことにしたのですが、立ち食い蕎麦屋ではないので、最低30分くらい1組が滞在しそうです。第一、何人店内に入れるのかも分からない。そこで、交代で店を見ることにして、私は店内1階部分を回ってきました。列に戻ると、「そろそろかもよ」と妹が言うので並んでいると、目論見通り、開店から30分くらいで動きがあり、順番に中に入れました。


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店内はテーブル席が3つ、2人掛け2つ、1人用1つ、カウンター席3席ほどです。カウンター内では女性2人が忙しく立ち働き、内1人がウェイトレスも兼ねています。メニューは品数が少なく、大抵の人はコーヒー550円とこちらの名物のくるみクッキー190円を注文します。私達はそれに更にアイスクリーム(660円)を注文。出てきたアイスクリームのサイズの大きさに驚きました。デカイ!大きな雪の塊の様なバニラアイスにリキュールをかけていただくのですが、とてもあって美味しい!味はコーヒー味とリキュールと選べます。定番のバニラアイスクリームが大人のデザートに変身!1杯ずつ丁寧に入れたコーヒーはすっきりと飲みやすく、くるみクッキーとの相性抜群。店内は撮影禁止なのでアイスクリームの姿を残せないのが残念ですが、盛岡ではサイズ大のアイスクリームが普通なのでしょうか? 昨晩行った焼肉店でもアイスクリームを注文したところ、小鉢に並々ととぐろを巻いたソフトクリームが登場して驚きました。アイスクリーム好きなので構わないのですが、東京の飲食店で注文して出てくる量の倍はあるのでは。くるみクッキーを通りの向かい光原社モーリオでお土産に買いました。


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📷 敷地内は床のブロックや可否館のドアのガラスまでおしゃれです。


同敷地内ではテーマごとに色々見られて楽しめます。店舗の2階部分は1階とは打って変わって衣類やバッグなども扱っていました。お土産にぴったりなあれこれを売っているモーリオでは、手頃な工芸品や食品が買えます。クッキーと共に桜の木の細工物のお茶をすくうヘラを買いました。

午前の部は以上で、盛岡駅に戻り、ランチ、その後新幹線で新花巻まで行く予定です。駅に隣接している商業ビルの中で岩手県のお土産が色々買えるので、南部鉄器の箸置き兼湯を沸かす際にヤカンに入れると鉄分が湯に染み出すというものを買いました。

当初、ランチは花巻にある店でプラチナポークを食べようと予定していたのですが、ここで大きく予定変更。盛岡駅でお昼にする事にしたものの、どこも長蛇の列ができているため、立ち食いそば店でかき揚げ蕎麦を食べました。早くて安くて美味いと言えば、立ち食い蕎麦店ですからね。

 

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📷 花巻の風景。

新幹線で盛岡、新花巻間はアッと言うまでした。新花巻駅のコインロッカーはいっぱいで、私達は荷物全部を持っての移動となりましたが、駅から乗ったタクシーの運転手さんがとても親切でした。今回、花巻は初めてで、宮沢賢治関連の施設がいくつもあり、どこへ行くのが良いのか正直分からなかったのですが、「初めてでしたら『宮沢賢治記念館』がおススメですよ」との事で、そちらに行きました。『宮沢賢治童話村』は展示の範囲が広大らしく、回るのに時間がかかりそうです。タクシーで少し高台に登ったところに『宮沢賢治記念館』がありました。

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ここでは宮沢賢治の原稿やチェロなどが展示されており、宮沢賢治の生涯や関心があった事がゾーン分けされて紹介されていました。来館者が多くて人気がある様でした。建物から出て、土産物とレストランの山猫軒本店へ。残念ながらレストランの営業は終了していて、土産物を眺めて出てきました。『宮沢賢治記念館』の脇にグルグル回る造りの石段がありまして、そこを降りると『宮沢賢治イーハトーブ館』です。所要時間は約10分で、階段を降りて行くと花壇が出てきます。後で知ったのですが、『ポランの広場』でした。斜面に出来た花壇です。季節柄、紅葉の中に花壇がある感じです。

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宮沢賢治イーハトーブ館』は階段を降りて行きます。土産物コーナーやカフェがあり、私達はくたびれ果てていたのでもっぱらカフェ利用で。お迎えのタクシーを呼んで駅に向かいました。たまたま来る時と同じ運転手さんでした。

 


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📷 新花巻駅の観光案内所。左は「銀河鉄道の夜」をイメージした展示、右は駅員さんの帽子を被ったベンチ。

 

新幹線の指定席予約をしていたので、駅の観光案内所のベンチで座る事1時間、妹はみかんや柿の種などを持参していて、軽くしたいからと半分私に支給。旅行に行く時、なぜか妹は学校の遠足の様にみかんやせんべいなどを持って行き、支給してくれます。

新幹線で一路大宮まで戻ってきました。帰りの新幹線の快適な事ったら!約2時間で普段の生活圏内まで戻って来られるのですから、これからはもっと気軽に出かけたいものです。今回の旅で東北地方の魅力に目覚めました。今回行った秋田県岩手県も見所満載なので、また行ってみたいです。

楽しい鉄道の旅でした。