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私には向かなかった「LIGHT 光 テート美術館展」

今日は10月2日までの開催なので急いで六本木の国立新美術館へ「LIGHT 光  テート美術館展」を見に行きました。

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まず私は全く勘違いをしていました。これ、「テート美術館展」でして、「英国が誇るコレクションより光でたどる美術史」の展覧会です。私はてっきり「ターナー展」だと思い込んでいました。確かにターナーもありましたが、それはほんの一部。チラシによると「英国を代表する国立美術館テート所蔵の『光』をテーマにした名品約120展が一堂に」「およそ100点が日本初出品」だそうです。

構成はROOM 1 からROOM 7までに分かれており18世紀から現代までの「光」をテーマに作られた作品が集められています。絵画、版画から立体作品まで。ROOM 1ではターナーウィリアム・ブレイクの作品が、ROOM 2ではコンスタブル、バーン・ジョーンズ、ミレイのイギリス勢の他、モネやピサロシスレー、ROOM 4では11点のターナー作品、その他もろもろ、ROOM 5でカンディンスキー、ロスコなどが見られます。

個人的な感想ですが、私はあまり立体作品や現代の作品に関心がないせいか、最近色々見た展覧会の中で一番退屈でした。完全に見に行って失敗した感が拭えません。つまらない。テート美術館はもっと色々な作品を収蔵しているはずなのになぁ、というのが本音です。そして完全に勘違いしていて、「ターナー展」のつもりだったので、思いっきり肩透かしを食らったような気分です。もっともターナー自体、あまり関心がなく、でも後であの時見ておけば良かったと思うと嫌だなと思って見に行ったというのが本音です。それでも、何点かは面白い作品もありました。カンディンスキーは好き。ラファエル前派では巨大なミレイの作品「露に濡れたハリエニシダ」は良かった。印象派はいつもながらの安定感。そのくらいでしょうか。この展覧会の大半の場所で写真撮影が出来ます。いつもとは違う物を見る機会に恵まれたと思えば、まぁ、行って損したとはならなそうですが、なんだか疲れました。

次に見に行く美術展は心が躍るような展覧会に行きたいものです。


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📷 上2点、ターナー、左「陽光の中に立つ天使」、右「湖に沈む夕日」。2段目カンディンスキー「スウィング」。下3点の立体作品は面白かった。3段目左、ペー・ホワイト「ぶら下がったかけら」、右、オラファー・エリアソン「黄VS紫」。特に一番下のオラファー・エリアソン「星くずの素粒子」は面白かった。