ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

オーブントースター、嫁に行く

お古のオーブントースターが嫁に行くことになりました。
 
生家で使っていたオーブン付き電子レンジが壊れてしまい、もう約1年。先日妹が、「オーブントースター買おうと思うんだけど、いくら位するかな」と言うので、「家に使っていないオーブントースターがあるから使うならあげるよ」と言ったところ「くれ !」と言うので生家へ嫁に行くことになりました。
 
妹は「電子レンジもくれ」と言っていましたが、私は電子レンジ自体使わないので、「お古すらないよ」と言ったら驚かれました。我が家では電子レンジの出番が無いため、今でも必要としていないので持っていません。よってお古さえないのです。
 
オーブントースターは私が一人暮らしを始める時に田舎で布団だのコタツになる座卓だのと共に購入して、父の車の後ろに積んで引っ越した時に持ってきたものです。一人暮らしの初期に、パンを焼くだけではなく、ミートローフを作ったり、グラタンを作ったりとかなり活躍。その後、職場で新しいオーブントースターをもらったので、引退し、もしかして使うことがあるかも、とばかりに棚に仕舞われていたものです。
 
そして、ついに再び日の目を見ることに。イメージ 1
 
あまりに長い間仕舞われていたので、生家に持参する前に一通りお掃除。いかにもくたびれた様子ですが、まだまだ使えます。
 
持参したオーブントースターを出したら、「こんなに古いの」と妹に言われてしまいました。タダでもらうくせに感謝の言葉も気持ちもないようです。オーブントースターのお披露目用に、冷凍ピザを温めてみました。いい具合です。まだまだ元気に働けそうです。パンだって焼けるし、お餅だってピザだって、クッキーだって焼けるんですから。
 
「可愛がってね」と引き渡してきました。
 
今の時代、以前より家電製品はぐっと値段も安く、購入しやすくなっています。でも、どんどん新しい物を購入して、まだ使えるのに捨ててしまうのはもったいないと思うのです。使える物は使い切るのが購入した者の勤めだと思うのです。物にだって魂があるし、家電だって一緒に暮せば愛着が湧きます。
 
家電は不思議なもので、最後の最後まで役に立とうと結構頑張る可愛い奴です。以前、生家にあった電気炊飯器は、もうダメそうだったのに最後にご飯を炊ききって、プツッと終わってしまったそうです。私が持っていた洗濯機も、具合が悪くなってからも、だましだまし1年くらいもっていました。動かなくなったので買い換えました。使う人が具合が悪かったり、元気がないと、家電も元気がなくなると聞いたことがあります。
 
せっかく活躍の場を得たオーブントースターに幸せに働いてもらいたいものです。