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甘い生活を目指しています。

横浜中華街+横浜美術館「ドガ展」に行ってきました。

久々にいいお天気でした。イメージ 2
今日は、前々から予定していた「ドガ展」に、横浜在住の友人と行ってきました。
 
でも、まずは腹ごしらえの為、中華街へ。みなとみらい線の駅が中華街に出来てから、より混雑しているようです。前回、ランチに行った時は、11:30頃だったのに、すでにお目当ての店では行列ができていて、お店を変更したほどです。
今回は、11:00頃には既に中華街に着いていたので、まだ人出もまばらで、友人が連れて行ってくれたお店は私たち以外は一人しかお客さんがいませんでした。昼から5皿もシェアし ( 妙齢の女性2人で ) 、ビールもいただき、満腹で、しばし中華街を散策。10月1日はお祭りだったらしいのですが、本日はとくにその気配もなし。11月にダンスパーティがあるらしいです。12:00過ぎたら、どこから人が出てきたのかというくらい込み合っていて、本当に香港とか上海とかに居るみたいな気分になりました。相変わらず路上の焼き栗売りは数が多かイメージ 3
ったのと、何故かアクセサリーなどを売っている店でとうがらしのストラップを沢山売っていて、中華街で流行っているのかしら、仕入れすぎてしまってどうして
も捌きたいだけ ? とか、勝手な想像をしてしまいました。
 
歩いて美術館へ。ついでなので、山下公園を通りました。今日は天気がよい上、風があってとても気持ちがいい場所になっていました。海が近いっていいですね。老若男女、日本人も外国人もそれぞれに、気持ちのいい秋の日を楽しんでいました。
 
♪写真は中華街のぶたまん屋さんの店頭。
山下公園から撮った氷川丸
 
 
 
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さて、「ドガ展」ですが、今回の目玉は「エトワール」で、初来日だそうです。思ったほど大きな絵ではないのですが、きれいでかわいく華やかで、ぱっと目を引く絵です。踊り子の白い肌、軽やかな衣装、スポットライトの明るさ、出待ちをしている他の踊り子の脚や、舞台袖に立つパトロンの脚まで描き込まれていて、明るい表舞台と色々ある楽屋裏を想像させてくれます。この絵は好きです。
踊り子を描いた絵は他にも何点も出品されていて、パステルという画材と相性がいいのか、やっぱりドガの踊り子はいいな、と思わせてくれます。
 
初期の頃から、晩年までの絵画はタッチがどんどん変わっていって、それを追っていくだけで楽しいし、馬が好きだったとかで、競馬場の絵も何点か出ているのも興味深いし、肖像画もよいし、長い画家生活で色々と試していたのでしょうね。マネに妻の顔が気に入らない、とマネ夫人の顔のところからバキっと折られたという「マネとマネ夫人像」も出展されています。友人は「むしろマネ夫人の顔を想像させるよね」と言っていました。確かに、どんな顔だったのか気になります。
 
日本の浮世絵の影響もあるのかもしれない。浮世絵で髪を洗う女性の姿とかあるし。後半の入浴する裸婦の絵では、これでもかと体を拭く入浴後の裸婦や、髪を乾かしていたり、せっせと体を洗っていたり。そのコーナーはひたすら入浴する裸婦です。いったいどうして、入浴する裸婦なんでしょうね。
 
馬や踊り子のブロンズ像も沢山出展されています。「14歳の小さな踊り子」というブロンズ像は、木綿のスカートをはいてサテンのリボンを髪に結んでいます。今まで、ブロンズ像にスカートをはかせたり、リボンを結んだり、というのを見たことがないけれど、なんか可愛い像でちょっと納得です。リボン結んであげたかったんだろうなって。
 
そして、ドガの遺品のパレットや眼鏡や帽子なども展示されています。帽子のサイズが小さくて、おやっという気はしますね。頭の形が楕円形です。
 
120点の展示ですが、どんどん見られるし、見た後にドォーンとくたびれることがありません。むしろウキウキで見られる感じですよ。日本では21年ぶりの大回顧展とのことです。お土産コーナーも充実していて、各社とのコラボ商品もありました。私は絵葉書を買っただけですが、懐に余裕のある方はどうぞ。
 
併設のレストランでも、近くのホテルのレストランでも「ドガ展」関連イベントで、作品をイメージしたお料理やスゥイーツが楽しめるようです。
時間があったら、今度はお料理を食べに行きたいな、と思っています。