ama-ama Life

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不発弾撤去

今朝、出社したところ、会社の人に「京浜東北線、不発弾撤去でしょ。電車止まるんだろうから、情報仕入れておいたほうがいいよ」と言われ、ビックリしてすぐに調べました。
 
それによると、赤羽~川口間の新河岸川橋りょう護岸改修工事の施工中に、不発弾が1個発見された為、来る11月17日午前11時~12時頃に撤去の処理作業を行うのだそうです。それで、まず驚いたのが、その不発弾のサイズです。なんと、直径約59cm×長さ172cm、です。不発弾って、そんなに大きいものなんだと始めて知りました。ほとんど人間と同じくらいのサイズです。私より大きいです。
 
そんなものが何10年も、ずっと爆発せずにそこにあったと言うこと自体、驚きです。何だかこの出来事に対しては驚いてばかりです。河川敷のどの辺りから発見されたのかは不明なのですが、その河川敷では土日など、よくスポーツをしている人たちが居るし、場所によっては球場になっています。土手で散歩している人も居るし、座っている人も、河川敷で遊んでいる人も沢山居る所です。確か、自動車の教習場もあったはずです。人の生活と密着している河川敷です。今まで不発弾が発見されなかったのも驚きですが、今まで爆発しなかったことも驚きです。
 
それにしても、すごい負の遺産ですよね。もう、前の戦争のことなんて知らない世代の方が多いのではないかと想定されますが、こうやってその時代を語る証拠が出てくるというのも、なんともいえません。戦争のことは、辛い記憶や忌まわしい過去として語られないことが多いかもしれませんが、それがどれだけひどい体験であったか、どれだけ愚かな出来事であったか、出来れば経験した人の口から語られることで、平和であることの大切さをより感じられると思います。戦中派は、皆、どんどんお年を召してきているわけですが、小学生や中学生に、きちんと語り伝えて、今、子供である人々がしっかり戦争というものを考えるきっかけになるといいと思います。
 
それにしても、不発弾ですが、無事に撤去されることを祈ります。