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ドラマ「明日、ママがいない」騒動 日本テレビ折れる

このところガタガタしていたドラマ「明日、ママがいない」騒動ですが、先ほどニュースを見たら、なんと日本テレビが白旗を揚げたらしいじゃないですか !

さんざんたたかれて、なんと第3話目は視聴率が少し上がったという皮肉な効果が出ていたのは、騒ぎになって、それまで見ていなかった層が見たからかなと思います。

それにしても、第3話でスポンサーが全社下りてしまったとかで、それが今回、日本テレビが折れた原因らしいです。結局、金の力には勝てないということでしょうか。

抗議をしている方の論点は、以下の3点をやめて欲しいということ。
  1.ポストというあだ名
  2.子供たちへの暴力や暴言
  3.子供たちをペット扱いする表現

1話から見ていますが、子供に対する暴力や暴言は見ていてどこにあったのか分かりません。ルールを守らなかった子供がバケツを持って立たされるというシーンはありましたが、磯野かつお君はいつもの事ですから、これは暴力ではないでしょう。暴言というのも、感情的になってのやりとりのシーンであれば、どんなドラマでもありますよね。子供たちをペット扱いする表現、というのも、あくまでも例えての表現であって、実際、子供をペット扱いしている親はいくらでもいるでしょう。と、なると問題はポストというあだ名だけですが、これだってそう目くじらを立てる必要もないでしょう。あくまでも、単なるあだ名なんですから。

抗議をしている方は、とにかく感情的になりすぎていて、大人気ない対応にしか見えません。たかだかドラマくらいで、子供の人権が脅かされるなんて、オーバーもいいところ。こういうドラマが無くても、すでに人権を脅かされている子供はいくらでもいるのが現実でしょう。そして多分、現実はドラマよりもひどいと想像できます。

今後、ドラマがどのように変えられてしまうのか不安を感じますが、どうか最後まで放送してもらいたいものです。
つくりものの世界をこんなにヤイノヤイノ騒いで、壊してしまう現代の世相の恐ろしさを感じます。そして、今回、日本テレビが歩み寄らざるを得ないのは、抗議されている点がひどいと認めてではなく、あくまでもスポンサー絡みのお金の問題で、という点もよく胸に刻んでおくべきだと思います。作品について、日本テレビはひどいとは思っていないということでしょう。

こういう前例が出来てしまうと、今後、ドラマが気に入らないと抗議をすれば変更される、と考えられそうでイヤですね。

このドラマ、映画だったら、こんな思いをしなくても済んだのに、と思うと残念でなりません。ドラマの今後の展開を見守りたいと思います。