ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

母の六回忌

本日は母の命日でした。大きな節目の法要がある年以外は、家族でお墓参りをして、美味しい物でも食べましょう、と言うことになっています。

今年は天気が危ぶまれ、雪だったらお墓参りだけして、お食事会は後日改めて、と言うことも考えていましたが、幸い雨も上がり、外食となりました。

例年ですと、介護タクシーで市内の老舗寿司店に伺うのですが、今年は、父のお世話になっているホームの近くにスシローという回転寿司店が出来たのと、いつもお願いしている介護タクシーさんが、日曜休みの為、歩いていけるスシローさんへお邪魔する事に致しました。

父のホームで、このお店が出来てすぐに、外食イベントでお邪魔していて、職員の方から車椅子対応有りという点と、お蕎麦なども食べられると聞いていたので、関心はあったのです。歩いていけるのもポイントが高い点です。

しかし、車椅子なので予約を入れた方が良いかと電話したところ、予約は受けていないとのこと。

とりあえず、行ってみました。電話で聞いていたのより早く番が来て席に通されました。

テーブル席だったのですが、何をどうして良いのかわからず、暫く擦った揉んだした挙句、なんとか父のノンアルコールのビールを注文。

このお店は、ベルトコンベアに乗って流れて来るお皿以外の注文は各席に付いているタブレットで注文します。注文品が流れて来る前にお知らせが有ります。

お寿司は美味しかったです。お値段も驚くほど安く、感動すら覚えました。ただ、如何せん落ち着かない。注文した物が流れて来るのを絶えず見張っていないといけない様な感じで、とてもくたびれました。店内も賑やかでした。

落ち着いてお寿司が食べたい時には老舗寿司店を、安く美味しいお寿司が食べたい時はここを利用したいと思います。

それにしても、回転寿司店にいったのは、じつに6年ぶりくらいです。いつの間にか回転寿司店も、驚くほど進化していました。

奇しくも前回は、母と、父の病院の面会の帰りに回転寿司店へ寄りました。その回転寿司店は、父が倒れる前日に母が父と行った店でした。父の誕生日だからおごってやるから好きな物を食べたら、と色々店を探したところ、ヘンな時間だったこともあり、開いていたお寿司屋が、その回転寿司だけだったのだそうです。
父は75歳の誕生日を迎えていたのに、15皿も食べたらしいのです。で、その翌日、くも膜下出血で倒れて運ばれました。

母と行った時も、やはりヘンな時間で、他の店はやっていなくて、その店に行きました。私はお腹がすいていなかったので、特に何かを食べたくもなかったのですが、母がどうしてもおごってやりたいと言うのです。それで、幾つも食べられなかったのを覚えています。あれ以来、回転寿司店に行く機会がなかったのも不思議と言えば不思議です。

父の突然の入院から始まった、我が家の騒動は、なんだかこうして再び回転寿司店に行くことで、決着したような気がします。

来年は七回忌なので、新たなサイクルなのかもしれませんね。とりあえず、家族イベントが、無事に修了して良かったです。