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STAP細胞の騒動による死

STAP細胞の騒動はついに死人をだしてしまいましたね。理化学研究所の副センター長で、小保方ユニットリーダーを指導したとして、責任を問われていた笹井芳樹氏が研究室のあるビルで自殺。
 
とても驚きました。それと共に、「なんで死ぬ ? 」とも思いました。
 
笹井氏は、この騒動の中心人物ではあるのでしょうが、当事者ではなく、いったいどうして死を選んだのでしょう ? しかも、自殺するならひっそりと実行すればいいものを、これ見よがしに自分の職場のビルで実行するとは。
 
いかにも、この騒動が原因で、自分は辛くて仕方が無いから死んでしまいます。私は悪くないもんねー、それでも責任を取れ取れと責められるし、STAP細胞が無かった場合、これからも研究は続けていけるのかな~。ノーベル賞の候補にもなった自分なのに、こんな事で躓いてしまって、あぁむかつく。どうせなら、研究室のビルで死んでやれ。自分が責められて辛かったように、皆もこの件を忘れるな、そしてここを通るたび思い出せ・・・。と、言っているようです。
 
なんか、ずるいですね。死んじゃえばおしまいってもんでもないでしょう。生きて、自分の名誉とか自分の優越感とかプライドとか、そういうことではなく世界のために再生医学で新しい技術を開発するなりして欲しかった。それが、この方の生きる道だったと思います。優秀な方なんでしょうから、こんなことくらいで死んでしまうのは、この方自身にとっても、世界にとってももったいないことでしょう。
 
いずれにしろ、物事の決着を付けるのに死を選ぶのは最悪の方法だと思います。死ではなく、その人が人々の役に立てる方法を選ぶことこそが、本当のつぐないだと思います。とても残念なできごとです。
 
亡くなった笹井氏のご冥福をお祈りいたします。