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浦和 調神社の十二日祭

埼玉県浦和市調神社 ( つきじんじゃ ) という神社がありまして、最近では若い女性の間でパワースポットになっているのだそうです。地元の人々のあいだでは「つきのみや神社」と呼ばれ、親しまれている古社です。

ここの神社の神様の御使いはうさぎでして、社内の建物のあちこちにうさぎの彫り物があったり、通常の狛犬がうさぎの阿吽の像になっていたり、水屋はうさぎの像の口から水が出ていたりと、うさぎづくりです。

実は以前、偶然にも行ったことが一度あり、その時はうさぎの木彫のお守りを頂いてきました。最近、御朱印デビューした私としては、こちらの御朱印帳はとても気になっていました。

御朱印帳は神社とお寺では厳密にはサイズが違うのだそうです。神社の方が一回り小さく、名称も確か別にあるはずです。

神社用の御朱印帳は是非ともこちらのが欲しいなと思っていて、2週間前に調べていたら、12月12日は十二日祭 ( じゅうにんちまち ) というお祭りがあり、大変賑わうとの事。このお祭りは、今年の閉めの祭りと言う事で、昔は来年の準備をする品々を買い求めたそうです。酉の市の様に熊手を売る店が立つのと、神社で幸福を掻き集める「かっこめ」という小さい熊手を授与するそうです。「かっこめ」は我が蕨市の和楽備神社でも授与があるので、その存在は知っていました。シンプルな熊手と言った形です。

どなたかのブログで読んだのですが、もともと養蚕が盛んだった秩父秩父の夜祭りを12月3日にして今年の閉めの祭りとしていて、埼玉では大宮が12月10日、浦和が12日、蕨が14日と酉の市が南下してくるのだそうです。そのブログでは、蕨は14日、となっていましたが、17日かもしれません。今年の蕨の祭りは17日です。

そこで、初めて十二日祭に出掛けてみました。

噂には聞いていましたが、駅を降りた所から賑わっていて、商店街らしき通りを曲がった所から神社周辺、神社の中まで延々屋台が続いていました。食べ物屋だけでなく、射的やボール釣りなど、食べ物も定番のお好み焼きや串焼きから台湾の焼きそばらしきものやお餅の様なもの、トルコのアイスやドネルサンド、七味唐辛子の店など、色々出ていて、良い匂いが充満しています。

何より驚いたのは、その混み具合。以前行った時は、バスに乗って7~10位の距離だったと思うのですが、その距離を牛歩で歩く感じです。朝のラッシュアワー埼京線に乗ったまま、全員で前進していくとでも言いましょうか。てきぱき歩くより、むしろ草臥れます。こういうチョコチョコ歩きは股関節に良くないと、近くにいたカップルの男性が言っていました。

しかし不思議なもので、神社が近くなってくると空気が綺麗になってくるのです。

やっと神社の入口です。今日は屋台にうもれて片側の狛うさぎしか見えていません。入って水屋で清めます。うさぎの像の口から水が出ています。参拝の列に並び、お参りしました。おみくじをひきました。

おみくじの前にいた係りの方に尋ねたところ、御朱印は反対側の社務所の一番奥との事。参拝の行列の後ろをぐるっと回って、御朱印御朱印帳を頂きました。御朱印帳の表紙に名前を書く所があるのですが、名前もお願いいたしました。嬉しいなぁ、ついに調神社御朱印帳を手にいれました。これからの神社巡りに活躍させます。

調神社の建物のうさぎの彫り物などは、暗くてよく見えないのと、神楽殿らしき建物の周りは屋台が立ち並び建物自体がよく見えず、残念でした。この神社の中に、「たばこ稲荷」と呼ばれるお稲荷さんが以前伺った時はあったのですが、それも見られず残念です。

熊手を購入する人は割と少ないように感じました。熊手を手にしている人より屋台で買った食べ物の串を手にしている人が圧倒的に多かったです。

今度、昼間、あまり混んでいない普通の日に再訪したいと思いました。

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