先日、父の誕生日でして、何かプレゼントしたいな、とは思っていたのです。
しかし、父は今現在、普段の生活には困らない程の衣類は持っているし、他に欲しい物もなさそうなので、どうしたものかと思っていました。
そうだ、冬の帽子をあげよう。毛糸のワッチは以前差し入れたのですが、好きじゃないのか、被っているのを見た事がないのです。その時は、何故か丸坊主にしていた時で、頭が寒いだろうと差し入れたのでした。そして、今は髪の毛フサフサです。父は年をとっても髪の量が減らず、ハゲもせず、フサフサしています。最近、大分、白くなってきました。
昨日、お昼に中華料理店に行った帰りに、寒いのでショッピング・モールの中を移動していて、帽子売り場もあるだろうから参考までに見てみようという事になり、売り場に寄りました。
そので色々被ってみて、父納得の上、焦茶色のコーデュロイの帽子を購入しました。
レジで値段のタグも外してもらい、父は新しい帽子を被ってホームに戻りました。
夏の帽子が邪魔でしょうから、本日自宅に持ち帰るべく、妹が袋を持参。信頼のおける職員さんに、冬の帽子に変えた旨を実物を見せてお伝えしたところ、「あら～、コーデュロイで冬らしくていいですね～。早速お散歩の時に被って行きますね」との事でした。
帽子のデザインもあり、その帽子を被ると、父はちょっとポーズを決めて、銀幕の俳優よろしく渋い顔をして見せるのでした。
