このところ、毎日のように「開運!なんでも鑑定団」の石坂浩二さんへの仕打ちのニュース。
この番組は好きで、日曜日の再放送を見ていました。丸々見られるのは月に1度くらいなのですが、毎回楽しみです。
2年間、レギュラー司会者の石坂浩二さんの発言が編集でカットされていたとは。確かに、石坂浩二さんは発言が以前より少ないな、と言うか、オープニングしか映っていないようなイメージを受けてはいました。ボタンを押す係りだから、実際は映っているはずなのですが、影が薄くなっていました。
まさか、編集でカットされていたとは。
今回の石坂浩二さん降板については、視聴率の低下や、石坂浩二さんのギャラが高いこと、番組を刷新したいからとか、色々な理由をテレビ局側は言っているようですが、刷新するにしてもやり方がまずかったのではないでしょうか。いじめや嫌がらせのように、出演箇所をカットするなど、テレビ制作者としてやってはいけないことです。
きちんと理由を挙げて、降板を打診すべきでした。
制作スタッフとの軋轢が噂されていますが、番組に対しての意見の対立から、出演箇所をカットするなど、まるで中学生のよう。反対意見を述べる人が居るのは、真剣にその事を考えているという事ですから、いくらでもディスカッションを重ねたらいいのです。自分と意見が違うからと、目の敵にするのはおかしい。得てして日本人は意見が異なる人を全否定してしまいがちですが、意見が違うだけで、人間性の問題ではないはずです。
新聞に出たり、ネットが湧いたりと、大騒ぎになってしまい、テレビ局は取ってつけたようにBSでの新番組に石坂浩二さんがレギュラーで出演することにしたように見えます。
そんなことをしなくても、制作会社のプロデューサーを変えれば済むのではないかと思うのですが、もう局としては後戻り出来ないのか、石坂浩二さん降板は決定らしいですね。
テレビ東京は、ここ最近、物凄く評判がいいし、実際アイディア勝負のいい番組が多いので、こういう騒動は残念です。世間の評判がいい時こそ、奢らず脇を閉めて取り組んで欲しいものです。
石坂浩二さんの降板は残念ですが、石坂浩二さんは次の番組が始まるのなら、見方を変えると良かったのかもしれませんね。