ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

「あさが来た」最終回

「あさが来た」、ついに最終回でした。ラストシーンは思わず泣きました。

そうか、こうくるか、というラストシーンでした。

女性がまだ社会で活躍するのが珍しかった時代に、実業家として、また女子教育を推進させた人物として、八面六臂の大活躍をした白岡あささんの一代記。

女性実業家のサクセス・ストーリーであると共に、強い絆で結ばれた夫婦の話であり、奉公人も含んだ商家の家族の物語でもあり、時代が大きく変わる大波に飲み込まれ明暗を分けた姉妹の話でもあり、と色々な要素がギュッと詰まったドラマでした。見る人によって、どこかしら心に触れる要素が多く、登場人物の誰かに感情移入してしまう作りも上手。毎朝、笑ったり、はらはらドキドキしたり、涙したり、おおいに楽しませてもらいました。

このドラマは「いい男図鑑」の様な体もあり、かっこいいオトコシがたくさん出て来ました。ふんわり優しくおおらかに支えてくれる新次郎さん、時代をどんどん切り開いていく五代さま、新旧のバランスを見極める生き残りをかける加野屋の大旦那、お店の為に全てを投げ出して尽くす大番頭さん、真面目で愚直で一生懸命な中番頭の亀助さん、身体を張って炭鉱で働く親分、などなど、いくらでも素敵な男性が出て来て、見ていて気持ちが良かったです。最初と最後が大きく変化した山王寺屋惣兵衛星さん、失う事で自分を取り戻した人でした。

毎朝15分のこの番組には、いくつものお話が詰まっていて見応えがありました。本当によいドラマでした。

来週から、もう見られないと思うと寂しいです。

ちなみに、スピンオフとして亀助さんが主役のお話が4月下旬にあるそうです。

「あさが来た」、楽しませてくれてありがとうございました。