いつの頃からか、川口駅の改札を抜けて、券売機の脇に八百屋さんが出る様になりました。地元の野菜を売っているのかと思っていましたが、ＪＲ上野駅にある各地の物産を期間限定で紹介する「のもの」という店の系統みたいです。秋葉原駅構内で、よく八百屋さんが出ていますが、それと同系列らしいです。
いつもは、私がその店を除く頃は既に売れてしまって、店仕舞いをしようとしている様な時間なのですが、土曜日は昼間で、まだ、沢山野菜が残っていました。
ちょっと覗くだけ、の気分だったのです。小ぶりながら、筍が1本150円というのを発見してしまい、思わず2本買いました。
「安過ぎではないですか?」と尋ねたら、「地元ではこんなもんですよ」との事。どこか地方から出店しているらしいです。
「糠がありますが、持って行きますか?」と尋ねられたので、糠を頂きました。「こっちの方では糠も売っていると知って驚いた。うちの方ではオマケに付けているのに」と言っていました。
かつて、住まいの近くにあった小さなスーパーでは、筍を買うとオマケで糠がついていました。その近くの大手スーパーでは糠は売っています。大手スーパーも筍を買う人には糠くらいオマケしてもいいのに、と思います。
そんなわけで、昨日、筍を2本茹でました。今日は1本を使って筍ご飯を作りました。2本ないと量が少ないかと思っていましたが、1本で十分でした。
さて、残りの1本で何を作ろうかな。筍は春を運び、小さな幸せも運びます。
