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甘い生活を目指しています。

がんの診療

今日は父の検査の為、5日(土)に毎月通っている神経内科の先生に紹介して頂いた病院に行きました。

神経内科の先生に半年に1度の検診とがん検診をお願いしていて、今回、前立腺腫瘍マーカーと腎臓の数値で、引っかかってしまいました。

前立腺がんの可能性と、腎臓の異常が疑われたので、専門医に診てもらう事になりました。「あそこにはいい先生がいるのよ」と、いつもの神経内科の先生に紹介された先は藤岡総合病院でした。

受付を済ませて個人フォルダーを受け取り、泌尿器科で受付。結構混んでいたので、きっと一番最後だろうと思っていたら、父のトイレに行っている間に1度呼ばれたのだとか。受付で、採血と検尿が必要なので、1階の検査室へ行くように言われ、今度は検査室へ。採血は出来たものの検尿が出来ず、後でも良いとのことで、先に2階で受診する事に。

12:00を回っても、まだ何組かの患者さんが待っている中、いよいよ呼ばれました。

採血の結果が出ていて、紹介してくれた病院での検査で17.3を示していた腫瘍マーカーの数値が、本日は13.6でした。先の数値が出た日は異様に父の血圧が高く、205位あった日でした。血圧も関係したのかどうかは素人には不明です。

さて、先生のお話では、腫瘍マーカーの数値では確実にがんと言うわけではないとのこと。また、5日に撮った画像での所見では、腎臓から出ている尿管の詰まりの様な影が、腫瘍の可能性もあるとのこと。これに関しては、紹介してくれた神経内科の先生も、尿管に詰まりがあって水腎症かと思われるとのことでした。

前立腺については、お尻側から内部を見るカメラを入れての検査を受け、小さいながら隅の方にシコリがあるとのことでした。

前立腺がんの場合、年齢も考えて、お薬で治療する方向とのことでしたが、今すぐこのシコリがどうこうなるものでもないので、半年に1度、経過観察をしつつ、悪化した場合はお薬を使用しましょうとのこと。

腎臓の方は検査をして(検査方法も詳しく教えてくれました、結構辛く大変そうです) 、もしがんが分かった場合、どう治療するか、手術の場合は全摘出となるそうです。父の腎臓は、もう片方はかなり小さくなっているらしく、現在、尿管が塞がれているなりに活動している腎臓と、もう一つでなんとかやり繰りしているところ、片方を取ってしまうと、もう片方の負担が大きくなり、透析が必要になる可能性がある。年齢的な面から考えても、手術は出来ず、治療方法がないとのこと。今見つかっている影ががんであるかどうかをはっきりさせても意味がないので、そのまま見守る方向で、とのことでした。

このご提案に妹はかなり不満そうで、PETを使った検査は出来ないかなど、質問していましたが、検査する必要がないので、それは無し。平たく言うと、がんが悪化して本格的に治療するか時期に来るのが先か、寿命が先かと言うところでしょうか。

腎臓の摘出をしたところで、週3回、1回4時間の透析を受ける様になってしまえば、その方が辛いですよね。

今回で、通院は終了し、紹介元の先生にお便りを送りますとのこと。経過を見て悪化したら、治療に来て下さいとのことでした。

そんなわけで、もしかして入院して手術の場合に備えていたのですが、なんとなく一件落着。つまり、今まで通りの生活を送っていて良いということですよね。それはきっと父には良かったのだと思います。

腫瘍マーカーの数値にどきどきしましたが、そんなに大騒ぎしなくても良かったようです。

一連の騒動で疲れましたが、大事に至らずに済んで良かったです。

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