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黒田清輝の作品を堪能する「黒田記念館」

昨日、トーハク(東京国立博物館) に行った際に、今回は初めて黒田記念館を訪れてみました。

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随分前にリニューアル・オープンされたと認識していたのですが、今まで立ち寄った事がありません。それというのも、企画展にしろ常設展にしろ、トーハクに行くと楽しすぎて敷地内から出られないのです。

黒田記念館は企画展や常設展のチケットで入れます。ただ、一旦トーハクの敷地を出て、ワンブロックほど離れた洋館に入っています。カフェが同じ建物に入っているので、それを目印に進みます。

さて、黒田記念館ですが、黒田清輝という画家がいまして、「日本の洋画の父」とか言われています。この人がいなかったら、日本にこんなに洋画の画風が入ってこなかったという事でしょうか。

私も詳しくはないのですが、夕涼みする女性の姿を描いた作品が有名で、なぜかそれは見たことがあります。

今回、特別室では、その「湖畔」、フランスで描いた「読書」、日本に戻ってすぐに描いた「舞妓」、女性の3態を描いた「智」「感」「情」が展示されています。

廊下を反対に進むと、もう一つ展示室があり、色々な時代の黒田の作品が飾られています。誰に影響を受けたのか分かるような作風が楽しい。

映像で黒田の半生を見ることができます。多くの留学して画家が絵を描くために留学したのに対して、黒田は法律を学ぶために留学し、20歳で絵に目覚め転身しているのです。ちょっと変わった経歴ですね。

1階にはショップとカフェが入っています。目印にして来たカフェはここのカフェだったのでした。上島珈琲店です。

トーハクのチケットで入れますので、トーハクにお越しの際はこちらもどうぞ。建物は古い洋館で、内部もクラシック。階段の手すりはト音記号の様です。

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「読書」

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可愛い手すり。