昨日と本日は、「本庄祇園祭り」が行われています。
本庄市は埼玉県の北部に位置する市でして、中山道の宿場町では最大規模を誇った土地柄です。
昨日、出遅れてしまった上、雨模様だったので、本日、父の面会後にお祭りに行こうと妹と出かけました。
本日は午前中からどんより曇り、時々小雨が降っていましたが、昼頃には晴れ間が見えたりすくるらいには天気は回復していました。
さて、お祭りと言っても何処へ行くか。市内駅近くに戻って来た時には17:00は回っていました。とりあえず、元市役所があったはにぽんプラザへ行ってみようという事に。
「はにぽん」は市のゆるキャラで、市の施設などにその名前が広く使われています。はにぽんプラザは建物と広大な駐車場があり、その駐車場が祭り会場になっています。
1基のお神輿が入って来ていて、審査員席らしき前でワサワサとパフォーマンスを行っていました。次々とお神輿が入って来て、どこの町内のものかアナウンスされます。延々とお神輿が入って来て、11基集まったでしょうか。
妹が言うには、この後お神輿が全てで踊る様なパフォーマンスがあるとの事。18:00を過ぎていたので、スケジュール確認をしたくて、開催本部でチラシを頂いたら、18:30と20:30からパフォーマンスが行われる事が分かりました。
良く見える建物2階のベランダで待っていると、始まりました。いつの間にか、お神輿が梯子を取り囲む馬蹄型に集まって来ていまして、いったい何が始まるのやら。
アナウンスによると「鳶協会の方々による演目」との事で、その梯子がスルスルと伸ばされまして、始まりました、梯子乗りです。
6人の方が演技をされたでしようか。最後の方は、2人が梯子に登りまして、上に登っている方が下の方を片手で支えて吊るす様な事もしました。最後の演技で吊るされる方を入れて7人ですね。
マットなどを敷いていない場所に梯子を立てまして、その梯子が倒れないように下で何人もの人が紐を引っ張って支えているようです。梯子は結構な高さがありまして、建物の2階部分から見ていて、目線が丁度良いくらいでした。
いやいやいや、初めて見ました。よくお正月のニュースで見る事はありますが、まさか自分の故郷のお祭りでこう言った日本の伝統的な演目を見られるとは思いもしませんでした。
お神輿がワサワサ終結するだけでも、心踊り楽しかったのですが、梯子乗りまで見られるなんて!
妹は本庄市に住んでいるわけですが、「これはいつからやっていたのだろう。全く知らなかったし、初めて見た」と言っていました。
結構このお祭りにはここ数年毎年来ているのですが、もっと早い時刻に来て、縁日を眺めて、「お神輿来ないね」なんて言いながら、とっとと帰っていました。こんなにすごい楽しみが後の時間に控えていたとは知りませんでした。
頂いたチラシによると、お神輿は東西の町内でそれぞれ11基あるようで、それではにぽんプラザでのパフォーマンスが2回に分けられているのかもしれません。昼間の時間帯に獅子舞があったようです。昨日は子供神輿12基が街を練り歩いたらしいです。
私はこの街で生まれ育ったわけですが、お神輿が出るお祭りですから神社のお祭りの筈なんですが、そう言えばどこの神社のお祭りなのか分かりません。あー、チコちゃんに叱られてしまいそうだ。ボーッと生きちゃってますね。
とにかく、本日祇園祭りは楽しかったです。また、来年、行こう!