ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

オリンピック最終日

早いものでオリンピック2020も最終日。

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朝から男子マラソン、夕方に再放送も見てしまいました。私、別にマラソンファンでもないのですが、男子マラソンは面白かった。優勝したケニアのキプチョゲ選手は最初から前半2番手くらいにつけていて、後半になってグンと出てきました。この人、札幌の暑さや湿度をものともせず、焦らず騒がず終始落ち着いた態度で、給水所で周りがバタついても眉毛一つ動かさず、淡々と走り続けて優勝。その走りっぷりは素晴らしく、ゴールでも倒れたりせず笑顔で到着して、まだ1キロや2キロ、そのまま走りそうでした。

キプチョゲ選手にピッタリついていたケニアの2選手は最後の方で第2集団に落ちて行き、もっとも第1集団はキプチョゲ選手が独走していて、第2集団に5人位いたのに、やがて1人はそこから遅れて後退。もう1人のケニアの選手は第2集団の4人で銀・銅メダルを競っての走りでした。結局、銀メダルはオランダのナゲーイェ選手、銅メダルはベルギーのアプディ選手が獲得しました。この2選手、2人とも元々ソマリア生まれで、2人ともそれぞれの国に移民したそうで、一緒に訓練した仲の友人同士なのだとか。銀メダルのナゲーイェ選手が少し遅れ気味になっていたアプディ選手を励まして、2人ともメダルを取れたのだとか。すごい、いい話です。

日本の大迫選手も頑張って6位入賞。最後の方で8番目につけていたところ、次々と2人追い抜き6番目に。

男子マラソンは完走が76人、途中棄権が30人という過酷なレースでした。実績のある選手も次々と脱落。脱水症を疑われる選手もいました。

前日に比べると気候は少し涼しかったらしいのですが、そうとは言っても日本の凶暴な夏です。その中を走るのですから命がけでしょう。日本の夏を侮っちゃいけません。

前日の女子マラソン増田明美さんの解説が面白くて、見るというより聞いているうちに終了したのですが、男子の方はじっくり見てしまいました。次回、パリ・オリンピックの楽しみができました。

 

閉会式は開会式に比べてリラックスしたムードでした。そうか、次はパリで行われるのか。次回予告的な映像のパリは美しくて、なんだか楽しみです。

始まるまでは、全く関心がなかったけれど、いざ始まったらとても楽しい17日間でした。様々競技が連日目白押しで、何を見たらいいのかも分からない状態ながら、何を見ても面白かった。水泳、男子陸上、新体操、アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)、スポーツクライミング、男子飛び込みが特に面白かったです。今回初めてという競技や私自身が初めて見る競技もありました。空手の型という競技はなんだか訳がわからず、続いて日本舞踊が出てきそうだなと思ったり、日本がスケートボードの強豪国だったとは驚きました。

スポーツは自分でやるのも楽しいですが、人がやっているのを見るのも楽しいですね。真剣に戦っているアスリートを見て、元気をもらいました。

選手の方々も、きっと東京オリンピックが決まった時は、競技に出られる嬉しさにプラスして、東京に来られる嬉しさとあったと思うのです。残念ながら新型コロナ禍の中での開催で、観光はできなかったでしょうから、その辺り残念だったと思います。その分選手村が充実していてようで、選手や外国取材陣がSNSでレポートした記事が毎日話題に上がっていましたが、それぞれに楽しんでいたようです。選手村の施設、食事、コンビニ、コンビニで売っているお菓子やパン、おにぎりなど、珍しいもの、美味しいものなどのレポートは単純に日本人として楽しいし嬉しい。選手の方々は競技や選手村などのボランティアや合宿場所になった町の人々などにもお礼のコメントをたくさん残されていて、オリンピックの良いところをたくさん見せていただきました。競技だけでなく、人としての交流が何よりのご馳走かもしれません。

とにかく素晴らしいオリンピックでした。

ボランティアとして参加された方々、実行委員会だった方々、オリンピック開催に関係された方々、本当にお疲れ様でした。新型コロナ禍の最中ながら、素晴らしい大会だったと思います。

今回来日した選手の方で、日本は楽しかったなと思われた方には、コロナが収束したら、ぜひ遊びに来ていただきたいです。だって今回お見せできなかった素敵な物や事がまだまだこの国には沢山あるから。今回参加された選手の方々の国にも、私たちも新型コロナ禍が収束したら遊びに行きたいですね。

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