ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

幸福の本質を「村をはなれて」で読む

またしてもお天気は崩れがち。天気予報では曇りという事になっていたのに、時々小雨。

在宅2日目。本当は出かける予定だったのですが、昨夜お腹を壊してしまい、今朝になってもギュルルル〜とお腹が訴えていた程。単純に食べ過ぎなんですが、昨夜は辛かった。私もいい年をした大人なのに、食べ過ぎって、なんだか情けない。

今日は食欲も湧かず、天気もパッとせず、昨日から読み始めたミス・リード著「村をはなれて」をひたすら読んで読み終えてしまいました。

この小説では独身者・既婚者それぞれのプラス・マイナス点を語り、幸福について思索していきます。独身者の大先輩ミス・クレアが言う「自分の家があるということ、それも大好きな環境で暮らしていられるということ、おまけにいいお友だちに囲まれているということは、このうえなく幸せなことに違いないんですから」は幸福の定義として的を射ていて、共感できる言葉です。

お金持ちだろうと既婚者だろうと、いい友達がいない人生はつまらないでしょう。家や暮らしに言及するのもイギリスらしいなと思います。

このシリーズを読んでいると、第一次大戦で婚約者が戦死してしまい、そのまま独身を通している元教師のミス・クレアの様に、充実した人生を送りたいなと思うのです。ヒロインのミス・リードは村の小さな小学校の校長で、まだ現役世代で独身を謳歌していて、彼女自身は満足しているものの、時に不安になったりすることもあるわけで、そんな時、大先輩のミス・クレアの存在は心強いですよね。

このシリーズ、既に6冊を読了。半分くらいは読めたようです。あと半分、残りを楽しみに読みます。

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