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手仕事製品大集合の松屋銀座「銀座・手仕事直売所」訪問

昨日、松屋銀座で18日(祝・月) まで開催中の「銀座・手仕事直売所」へ、高島屋での美術展の後、行きました。12日(月) から1週間のイベントなので、終わらないうちに行かないとと、始まって以来ドキドキしていたので、行けてよかった。

なぜこのイベントを調べてまで行こうとしていたかと言うと、浄法寺塗を扱っている滴生舎さんが出店しているからですね。9月のある日、たまたま浄法寺塗を都内で見られる場所はないかなと調べていたら、なんと12日から松屋銀座でイベント出店がある事を知り、これは行かなくてはと決めていました。ただ、決めたはいいがあれこれ用事が入ったりして中々出かけられずにいたのですが、昨日15時から17時の間に訪問しますと予約していたガス点検が繰り上げになりまして、なんと12時にはもう身体が空いたので、これは行かなきゃと出かけた次第。

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さて、「銀座・手仕事直売所」ですが、思っていたより沢山の店舗が出店していました。会場入り口で店内の地図を頂き、手前から見て行きます。でも目的はあの店だけなので、他はどんどん飛ばして行きまして、結構簡単に辿り着けました。

はぁ〜、嬉しい!本物の浄法寺塗の漆器です!浄法寺に何故そこまでこだわるかと言うと、現在日本で 使われている漆で国内生産のものはわずか1%、それ以外は輸入です。その貴重な漆を生産し、更に漆器として製造しているのが浄法寺塗で、私としてはもう憧れの漆器です。漆器は軽くて長持ちする器で、1つあるとずっと使えます。使い方も味噌汁椀やお客様用、冠婚葬祭などの場合だけでなく、ご飯茶碗でも副菜でもサラダでも、使い方は幾らでもあるので、使う人次第。漆が剥げてしまった場合、修繕もでき、長い目で見るとコスパも良い器なんです。英語で「JAPAN」と言えば漆器の事なのに、現代の生活ではあまり活用されていない感があります。日本には「用の美」と言う言葉がありますが、良い漆器はまさに「用の美」そのものかと考えています。日々の生活の中で贅沢は出来ないものの、せめて味噌汁椀くらいは良いものを使いたい。現在使っているものの漆が剥げてしまった部分があり、次に購入するならここは浄法寺かと考えているわけです。

今回の出店でも味噌汁椀だけでなく、ご飯茶碗やお弁当箱、入れ子になっているもの、お酒やお茶用のカップなどなど色々出ていました。お店の方が詳しく説明してくださるので、それも楽しい。浄法寺塗の器の美しさはシンプルな所も私は気に入っていて、漆器にコテコテした飾りを施していないのもポイントです。

やっぱり一度現地に伺って購入したい。現地なら、もっと別のデザインも見られるのでは、と思い、購入は控えましたが、もう、絶対、現地に行こうと心密かに誓いました。

とにかく本物を見る、手に取るというのは素晴らしさがダイレクトに伝わってきて良い体験です。スマホの小さい画面でちまちま見ているのとはやっぱり違います。

目的は一応達成したので、他を気楽に見て回りました。ガラス器、箒、布製品、針金製のコーヒーを入れる道具、木工製品、陶磁器、などなど、色々出ていて見ているだけで楽しく、これが全て手仕事で作られていると思うと凄いなぁと思いました。

似たような即売会を直前に高島屋で見た後でしたが、どちらも楽しめました。多分、敬老の日を含むシルバーウィーク向けイベントの側面もあるのかなと思いつつ、30代40代も結構来場していたので、やはり手仕事製品は根強いファンがいるのだと思います。楽しいイベントでした。

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