ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

床屋さんや美容師さんの底力

春の彼岸。
 
天気予報どおり一日雨。晴耕雨読とばかり家にこもって本読む一日。
昨日、一週間ぶりに近所のスーパーで卵を発見し、6個パックを購入しました。卵を入手したので、ホットケーキを焼いて食べました。
 
さて、勇敢な消防庁の方たちなどのおかげで、放水は成功したようです。でも、また2・3号機から煙が出てきたというニュース。原発との戦いは一進一退を繰り広げているようです。
そして、農産物から放射能が出た、というニュース。一難去ってまた一難です。
 
昨日あたりから都内はだいぶ活気付いてきたようです。仕事ができる人は仕事をして、経済活動をしてお金が回るようにしないと。東北地方はこれから再建しなくちゃならないのだから、日本の他の部分でがんばってお金を稼いで、回すようにしないといけない。
 
さて、今日は春の彼岸です。
二年前、入院中の父は、髪が伸びてむさくるしいじいさんになっていましたが、病院の近所の床屋さんに出張してもらい、髪を切り、ひげもあたってもらいました。
当初、その床屋さんは、「できれば来店して欲しい」「出張だと料金は倍です」「以前は、その病院に出張していたが院長が変わってから、手続きが面倒になって出張はやめてしまった、きちんと了承はとれているのか」と乗り気ではなかったのですが、病院の了解はあっけなくとれ、場所も使えることがわかり、料金が倍でもかまわないこと、父は車椅子の為来店が難しいことを伝えると、予約の時間に来てくれました。
 
そして、仕事が始まると、ほんとうにすんなりとすばらしい仕事ぶりでした。散髪だけかと思っていたら、ひげまで丁寧にそってくれました。やってもらっている父も、楽しそうに世間話をし、気持ちよさそうにひげをそってもらっていました。
 
あんなに色々言っていた床屋さんも、思いのほか楽しい仕事だったようで、うってかわって良いお顔で仕事をされていました。そして、料金も倍もかからず、こちらがびっくり。
 
散髪が終わった後、病棟の看護師さん、ヘルパーさん、患者さんにも「さっぱりしたね」とか「男っぷりが上がったね」と言われ、父もうれしそうに照れていました。
 
入院中の人でも、身だしなみは気になるようです。髪を切ったりするだけで、かなり気分も上がるようで、表情が活き活きとしてきます。
 
今はまだ、水・食料・医療品・暖房・生活用品などが、被災された方に一番必要とされているでしょう。でも、もう少ししたら、こころのケアをする専門家と、床屋さんや美容師さんがボランティアで参加されると、被災された方もかなり喜ぶのではないでしょうか。
 
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日本が未曽有の危機に瀕している春の日。
 
 
お彼岸ですから、おはぎ三種。
  これはスーパーで購入したおはぎですが、2口サイズで
  ゴマときなこのおはぎは中にあんこがはいっています。
  美味しくいただきました。