「人生からあなたが何を期待できるかではなく、人生があなたに何を期待しているかである」
聞き書きなので、若干違うかもしれないのですが、人生から何を得られるかを期待するのではなくて、自分が何を出来るか、あなたを待っているものは何かを考えろ、と言う事だそうです。人生に何かを与えて欲しいと期待しているうちは常に欲求不満を感じるのだとか。人間は、人生に待たれているものを人生に与える事で生きている意味をまっとうできるものらしいです。
「あなたが待たれているもの」というのは、人によっては愛する家族であったり、まだ成し遂げていない仕事だったりするのですが、今現在、絶望の縁に居る人でも、待たれているものはそれぞれにあり、そこに焦点をあてることで生きる希望が出てくるものらしいです。
はぁ、深い。今まで「夜と霧」は読んだことがないのですが、こんなすごい言葉が書かれていると知ってしまっては、読まないわけにはいきません。今年中にはなんとか。
私が、不満だらけで生きているのは、人生から何かを与えてもらおうと受身になっているからなのかもしれません。私が出来ることを人生に与えていけば、一日一日が充実した人生になるのでしょう。よく、心理学などで言う事ですが、「被害者になるな」ということですよね。被害者になった途端、不満だらけで他者に求めるばかりになってしまいますから。
私を待っているものは何かしら ? そこに焦点を当てて生きていこうと思います。