ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

とんでもないドラマ、でも曲は○

このところ毎日録画して、夜に見ていたドラマがついに本日最終回でした。「蒼のピアニスト」という韓国のドラマなのですが、これがまぁ何というか、とほうもなくドロドロ、荒唐無稽、作りも荒っぽく展開も速いながら、ついつい最後まで全ての回を見てしまいました。
 
平たく言うと、韓国の大手楽器メーカーから始まって事業を大きくした企業がありまして、その会社をめぐって家族間での泥仕合。さらに、当初腹違いの兄弟 ( 実は父親違い ) の母親の愛情をめぐって、女性をめぐって、はたまた両者ともピアニストで作曲家で、有名な作曲家で大学教授の後継者の座をめぐって争うというストーリーです。
 
とにかく、エグい。ピアニストなのに両者とも相手を殴りつけるのは普通で、( 手を大切にした方が良いのでは ) 、登場人物がほとんど皆、とほうもなく感情的で怒鳴る喚く泣き叫ぶ。そこに更に盛り上げようと大音響のBGM。1回に何度も山場があるようなドラマの展開。
 
でも、そんなとんでもないドラマでありながら、曲はいいんですよ。ピアニスト兼作曲家としての地位を競う前半は、ピアノを弾くシーンも多く、クラシックも色々使われて、それも楽しい。一般的に韓国のドラマは曲がいいなと思っていたのですが、その点はこのドラマでも評価できると思います。
 
ほんとに、ぐちゃぐちゃどろどろでしたが、最終回は落ち着くところに落ち着いたと言う感じでした。兄弟の母親であるチェ・ヨンランという女性の一生を描いたドラマでもあり、不幸な虐げられた金持ちの妻、大企業のトップ、犯罪者として全てを失った後と、一人の女性がその時代時代でどんな立ち居振る舞い、どんな顔つきや表情をするかを見るのも面白かったです。
 
さて、次はどんな作品が見られることやら・・・。