鬼は外、福は内～
節分ですね。例年通り豆まきを致しました。
そして、コンビニに踊らされて、例年通り恵方巻きを食べました。関東に住んでいるのに、関西の習慣をいつのまにか実行。
あぁ、私ってつくづく日本人。もう、楽しければなんでも取り入れ、しかも毎年実行。クリスマスだろうが、ハロウィンだろうがお構いなし。そんな日本人の私ですもの、関西の習慣なんてなんのその。恵方巻き美味しいし・・・。
ついでに、今日はついうっかり餃子まで購入。明日頂くとして、お正月に餃子を食べる習慣って中国の北京あたりではなかったかしら。まぁ、美味しけりゃいいのです。
恵方巻きを全日本的にプロデュースした人はすごい、と思いつつ、今年の恵方、南南東に向いてまるかぶり。けっこう長くて食べごくがあるし、食べている間は話してはいけないそうで、なんだか気分はサザエさん。んがふふ。
海苔巻きって普段あまり食べないけれど、たまに食べると美味しい。恵方巻きは具沢山だし、食べてて楽しい。
節分は、占いではここから新しい年になるそうで、今日は天気も良くて、朝から何やらいいことがありそうな一年になりそうな気分でした。なんか、いいことありそう。年末の占い特集など読んでいると、星の配置が大きく変わっていたらしく、今年がその最終年のようなことが書いてありました。時代の空気が大きく変わりつつあるのだとか。古い価値観が転覆されたり、良くなかった点が膿を出したりして、新しい価値観に取って代わるので、人も変化を求められるらしいのです。そう言えば、事業仕分けとかもあったし、今アフリカ各国では革命ムードが高まっているし、アメリカもリーマン・ショックやオバマ政権や価値観ややり方が大変化、ヨーロッパも金融破たんしそうな国、してしまったギリシャ、国力を高めたドイツと明暗色々、となんだか忙しい。日本の古典芸能である歌舞伎界では海老蔵の事件があったり、国技である相撲では昨年に続き今現在も問題が起こっている始末。
私自身もこの3年間は価値観が大きく変わった年月でした。2009年に母が急死してしまって、母が築いた世界が日々崩壊していくような感じを得ていました。私たち家族は母が形作っていた居心地の良い生活形態につつまれて生きていたようなのですが、本人がポッといなくなってしまって、少しずつその世界が綻び、音もなくガラガラと崩れ去っていったような心象を感じながら過ごした2年です。
そして、今すこしずつ、後に残った私たちはそれぞれが自分のやり方で自分の生活という世界を築きつつあります。
自分の身においても、周りを見てもなにやら占いが当たっているようで、なるほどと思わされるのです。となると、今年の私はついてるらしいので、大いに期待致します。占いはいいところのみ信じるタイプです。本当は、良くない所を気をつける方が良いのかもしれません。
節分の翌日は立春だし、もう気分だけは春です。今年は良い年になりそうです。
