ama-ama Life

甘い生活を目指しています。

ウィーン旅行

2011年1月14日(金)から1月20日(水)の日程で、ウィーン弾丸ツアーに行って来ました。
現地、正味3日、という超短期間旅行でしたが、なかなかウィーンを満喫いたしました。とても楽しかったので、ぼちぼちウィーン旅行について書いていこうと思います。
 
 
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ウィーンへの道
 
ウィーンへは、実は過去に一度行った事がある。フィレンツへ行く途中のトランジットで、ウィーンの空港を4時間くらいうろうろ。その時は、まったくウィーンという街についての知識もなければ、興味もなくて、空港のコーヒー・ショップやみやげ物やの店員の態度の悪さばかりが気になっただけの街だった。
 
そして、ある時知った。ウィーンにある「美術史美術館」という「のびのびた」のような名前の美術館にそれがあると。
 
 
ピーテル・ブリューゲルって画家を知っていますか?
 
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過去に何枚かブリューゲルの絵は何かの展覧会で見ていた。しかし、2006年に東京で公開された「ベルギー王立美術館展」で「イカロスの墜落(のある風景)」という絵を見た。それ一枚でノック・アウトされてしまう。その時はそんなに後々気になる絵だとは思わなかった。不思議な絵だな、と。「イカロスの墜落」というタイトルなのに、真っ先に目に飛び込んでくるのは、馬に農機具を轢かせて畑を耕す農夫の後姿。右半分は、白いマストも鮮やかな帆船が浮かぶ、海の様子。のんびり釣りをしている姿も見られる。そんな中で、波間に垣間見えるバタつく脚。
これが墜落した後のイカロスなんです。
 
帰宅してから気になって気になって、いろいろ本を読んだりして調べまくってしまった。そして、ブリューゲルを名乗る画家は5名、気になるブリューゲルピーテル・ブリューゲル(父)とか(老)と表記されること。彼の現存する油彩は40点ほどだということ。(2010年にテンペラ画が発見されて41点になったようです) 過去に私が見たブリューゲルがどのブリューゲルか、この時点で良くわからないことも。
そして、14枚がウィーンの「美術史美術館」の自慢のコレクションであるということ。
 
これは、行かねば。ウィーンだけで、ブリューゲルの全作品の1/3をクリアしてしまうのだから。
どこまでブリューゲル実物見物行脚の旅が今後できるかわからないが、とにかくスタートしてみることにしたのだ。
 
♪写真は「イカロスの墜落(のある風景)」